<第10回> <第11回> <第12回>
<第10回>
福岡(萩原聖人)は、警察からもらいさげた窃盗容疑の少女、なるみに逃げられる。研修終了目前の彼にとっては、弁護士になれるかどうかの瀬戸際に立たされたことになる。
根岸法律事務所に呼ばれたなるみの父、大沢はなるみは、渋谷に逃げたと言い、警察に頼むしかないと言うが、所員たちは事務所と福岡のために、なるみ探しに乗り出す。
その夜、ライブに出かけるはずだった善三(明石家さんま)とデート予定のたみ(広末涼子)もなるみ探しに渋谷へ。たみには違和感のない若者の街、渋谷だが、善三の手にあまる。
ゲームセンターからクラブを回り、路上の中年男から大学教授を尋ね、なるみのバイト先を突きとめるが、逃げられる。そばの自転車で追おうとした善三は、警官に捕まってしまう。
福岡が連れてきたなるみの彼氏から、なるみのよくいく店が分かる。善三とたみが駆けつけ、なるみを見つける。だが、「帰りたくない」と言うなるみは、屋上へ。近づくと飛び降りると脅す。
事務所では大沢が、根岸(津川雅彦)らを責めている。だが根岸は、娘を探しに行こうとしない大沢に反論する。大沢は妻の死後、娘の面倒を見ようとして反発され、そのままにしていたと話す。
<第11回>
喫茶店ギルティの神田川マスター(北村総一朗 )が、ギャンブルで1億円近い借金をこさえ、根岸(津川雅彦)と共同で持っていたビルを売る羽目に。友人を見捨ててもおけず根岸は、事務所を閉鎖することに。
事務所の上に居を構えていた善三(明石家さんま)は、家と同時に所属事務所探しをしなければならない。根岸が大阪の事務所を見つけてくれたが、たみ(広末涼子)を残して大阪には行けない。
所員たちの次の仕事先が次々に決まる。悩んでいた善三も、根岸の娘、小百合(原沙知絵)の「子離れしない父親も困る」の言葉に、大阪行きを決意し、たみに告げる。
根岸をはじめとした所員たちは、最後の仕事を精力的にこなす。
そして、事務所最後の日を迎える。
<第12回>
大阪の弁護士事務所へ移る善三(明石家さんま)は、東京に残すたみ(広末涼子)のことが心配。しょっちゅう、たみの携帯電話に電話して迷惑がられている。その善三が一日で弁護に失敗して東京へ舞い戻る。
福岡(萩原聖人)のアパートへ転げ込んだ後、善三は根岸(津川雅彦)が頼み込んでくれたおかげでたみと同居することに。たみは「顔も見たくない」と言い、その日から予備校を休み始める。
残務整理中の根岸は、小杉(戸田恵子)にパソコンと一緒にうちに来い、とプロポーズ。善三はその夜から高速道路の下にラーメンの屋台を出し、客の悩みに助言し始める。
予備校を休んでいるたみの行動を賢太(岡田義徳)に探らせた善三は、たみが喫茶店で20代の男と話した後、根岸弁護士事務所の資料倉庫に潜り込み、法律書を読み漁っていることを知る。
その夜、賢太はたみに「お父さんと仲良くして」と忠告する。たみは父親を裏切るようなことはしていないと言う。善三の六法全書をめくった賢太は善三一家の写真を見つける。たみの写真立ての写真と同じものだ。
開店した坂上(白井晃)の事務所も閑古鳥が鳴き、商事会社のの法務部の佳代(西田尚美)の仕事も面白くない。福岡に誘われ、善三の屋台を訪れた三人は、その仕事ぶりに感心する。
福岡は、善三に弁護士を辞めた理由をたみに話すべきだと説得する。善三はその夜、証人に8歳の子供を出して傷付けるのがいやだと思って辞めたことをたみに打ち明ける。
それを聞いたたみは、自分の写真たてをとり、中の写真を広げる。すると、折られていた善三の部分が戻る。「憎んでいたけど、切れなかった」とたみは告白する。
翌日、根岸弁護士事務所の最後の仕事が終わる。娘の小百合(原沙知絵)は父と小杉との結婚に賛成だが、小杉の結婚の条件は「もう一度、事務所を作る」ことだった・・・。