第4回 2005年7月25日(月)放送 あらすじ

ドキドキの雨宿り

 芹沢理一(妻夫木聡)は、自宅マンションで広瀬歩美(小林麻央)とキス。しかし、それ以上の進展はなく、歩美はすぐに帰って行った。理一は、キスを許した歩美の胸中が分からず混乱してしまう。一方、牧野衣咲(深津絵里)は、英介(藤木直人)のバーの、一人目の客となる。これが自分と相性がバッチリの人との“接点”になったりはしないだろうと思いながらも、店を出た衣咲の足取りは軽い。
 翌日、未だに歩美との出来事で混乱している理一は、一坂進(温水洋一)の最後の教習にOKの判を押した。大喜びの一坂は、卒業検定も理一が見てくれるのものと思っている。だが、理一は卒業検定が出来ない立場。少しガッカリした様子の一坂だったが、理一からがんばるように励まされると、サービスするから、と言って弁当屋のチラシを差し出した。その後、ぼんやりしていた理一の元に、長谷部幸平(田中圭)から召集を告げる連絡が入った。
 夜、理一が幸平に指示された『夢の蔵』に行くと、衣咲が西山順子(村岡希美)を連れて来た。何やら相談がある幸平は、理一だけでは心もとないから、と、男子代表として木田貴司(西野亮廣)を、女子代表で衣咲を呼んでいた。すると突然、衣咲が「チュウしたんだってね」と、びっくり発言。なんで知ってるんだ…と理一はビックリするが、実はそれは理一と歩美のことではなくて、幸平と小池実乃(広末涼子)の話だった。幸平は、自分にキスをしてきた実乃の気持ちを知りたかったのだ。「どう思う?」と、問いかけられた理一は返事につまる。すかさず、「自分の身に置き換えていたりして」と突っ込む衣咲に、理一はまたもやドキッ。そんな理一はさておき、衣咲は実乃のキスが一回だけだったことが問題、と続けた。一回だけのキスは“探る”感じがすると言う。衣咲曰く“探るキス”には“相手の気持ちが不確かな時は、受け入れてもらえるかどうか?”“自分の気持ちが不確かな時は、ホントにこの人のことが好きかどうか?”が込められ、気持ちが確認できたら、すぐにもう一度キスしたくなるのが普通だと…。
 その頃、噂の実乃は八嶋優太(小泉孝太郎)と英介のバーにいた。八嶋と軽口を叩きながらも、携帯画面をながめてボンヤリと物憂げな実乃。そんな実乃に英介が気づく。
 『夢の蔵』を出た理一は、衣咲に再び突っ込まれる。一回きりのキス、歩美の気持ちは? と、かまをかける衣咲に理一は、仕方なく、歩美と終電までビデオを見ていたと話すが、納得した様子のない衣咲。理一は、話題を英介のことに変えた。すると衣咲は、店を訪れたのは、意識してやったことなので、偶然でも運命でもないので“接点”にはならないと…。
 衣咲と別れ、マンションに帰った理一は歩美に電話。理一が話の糸口を見つけられずにいると、歩美が花火大会に誘ってきた。電話を切ったあと、思わずニヤける理一の前に、荷物を抱えた英介が。照れてごまかす理一に、英介は園田雪絵(蛯原友里)に追い出されてので、しばらく理一と一緒にマンションで暮らすと告げた。
 次の日、理一は検定員研修を受けることになった。衣咲は、八嶋とキッズブランドの店舗探し。そんな時、衣咲は八嶋に男らしくて優しい言葉をかけられ“ホッ”とする自分に気づく。自分の思わぬ気持ちの動きに動揺した衣咲が、実乃にそれを話すと、“ドキッ”としたのでなければ、衣咲にとって八嶋は男ではないと言われる。“ホッ”っとするのは男女の関係ではないと。
 衣咲と実乃が、英介のバーに行くと歩美が友人と来ていた。英介が歩美たちの相手をする様子を見ていた実乃は面白くない。理一と別れてすぐに英介に…なんて相当の玉だ、などと話していると、英介が来た。実乃は、そのままの言葉を英介にぶつける。すると、英介は歩美の本心を2人に教えた。

キャスト

芹沢理一 … 妻夫木 聡
牧野衣咲 … 深津絵里
小池実乃 … 広末涼子
広瀬歩美 … 小林麻央
長谷部幸平 … 田中 圭
木田貴司 … 西野亮廣(キングコング)
園田雪絵 … 蛯原友里
        ・
八嶋優太 … 小泉孝太郎
芹沢英介 … 藤木直人

ほか

スタッフ

■脚本
 衛藤 凛

■演出
 平野 眞

■プロデュース
 高井一郎
 鹿内 植

■制作
フジテレビドラマ制作センター

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