第3回 2011年1月25日(火)放送 あらすじ

ついに暴かれる過去…隣の女の正体

 深夜、絵里子(檀れい)を家に招き入れた沙希(仲間由紀恵)は酒に弱いという絵里子にワインを飲ませ、「これから話すことを聞いても、私のこと嫌いにならないで」と断ると、おずおずと打ち明け話を切り出す。バーで知り合った妻のある男性を好きになったというのだ。それが慎二(渡部篤郎)のことだとは夢にも思わない絵里子は、沙希とその男性が一線を越えていないと聞き、「いいわよ。どんどん好きになりなさいよ」と沙希を応援する。
 ほどなく、絵里子は酔って眠ってしまった。沙希は絵里子がテーブルの上に置いた鍵を持ち出し、絵里子の家に侵入。ゆっくりと楽しむようにリビングを見回り、やがて家族のアルバムを発見する。慎二と絵里子の結婚式を写した写真をつまらなそうにながめ、飛ばすようにページをめくる沙希。そんな中、駿(青山和也)の成長を追った写真を目にし、沙希の手が止まる。
 沙希は何かを思い立ったように寝室に入ると、そこで眠っていた駿に近づく。駿の胸に耳を当てて心臓の鼓動を聞き、その体に触れる沙希。やがて、首でも絞めるかのように喉元に手を当てるが、眠ったままぐずり出した駿にたじろぐ。沙希を絵里子と勘違いしたのか、「ママ…」と無意識に手を伸ばす駿。その言葉に凍り付いたかのように立ちすくんだ沙希は、まもなく駿をベッドから抱き上げると、その体を強く抱きしめる。
 大阪では、慎二が部下の真下亜美(藤井美菜)から馴染みのバーに連れて行って欲しいとねだられていた。名前も告げず、携帯電話の番号だけを教えてバーを出て行った沙希の姿をふと思い出す慎二…。
 沙希は真由美(三浦理恵子)の店に現れ、アメリカにいる夫が浮気をしていると相談を持ちかける。人から相談を受けることが好きな真由美が過去に離婚していることを打ち明け、夫との離婚を心配する沙希にアドバイスしようとするが、沙希はすでに真由美の離婚歴を知っていた。動揺する真由美は絵里子が言ったものと思い込むが、沙希はそれを否定することなく、絵里子への不信感を露わにする真由美の怒りを煽って…。

キャスト

スタッフ

■脚本
 神山由美子

■演出
 今井和久
 小松隆志
 星野和成

■プロデュース
 豊福陽子(関西テレビ)
 遠田孝一(MMJ)
 浅井千瑞(MMJ)

■音楽
 池 頼広

■制作
 関西テレビ放送
 メディアミックス・ジャパン(MMJ)

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