第7回 2007年5月29日(火)放送 あらすじ

娘を塾に入れるわ

 山崎早苗(観月ありさ)に命令され、寺の陽光院(野際陽子)の元を訪ねている一馬(ゴリ)と竜五郎(加藤茶)。もうすぐ竜五郎の亡くなった妻の3回忌があり、法事の打ち合わせのためだ。同じ頃、「ビューティ・タカオカ」では早苗が高岡久美(鈴木砂羽)から、小学1年生の息子・真人(渡邉奏人)を中学受験に備え塾に入れようと思っていると聞いて驚いていた。その夜、まどか(遠藤由実)に塾に行く気があるかを聞いてみる早苗。しかし、その脇で小さい頃いかに勉強が嫌いだったかを笑って話す一馬と竜五郎に早苗の怒りは爆発。まどかが自ら塾へ行きたいと言うようになる家庭環境を作るため、2人を鍛えなおすと宣言する。
 翌日から、一馬と竜五郎に仕事の合間に抜き打ちでテストを行う早苗。小学生用の問題にもかかわらず、散々な結果の2人。呆れた早苗は間違えるたびに夕飯のおかずを1品減らすと言い出し、まどかの前では知性と教養に溢れた会話をするように言い渡す。すっかり意気消沈してしまい夕食時の会話がなくなってしまう2人だが、ある日、一馬があるアイデアを思いつく。まどかが塾へ行けばこの状況を脱出できると考えた一馬は、まどかをカフェに連れ出してパフェをごちそうした。塾へ行ったらママには内緒で毎日パフェを食べさせると約束し、大喜びのまどかは早苗に勉強したくなったから塾へ行くと言うのだった。
 後日、塾へ行き説明を聞く早苗と久美。塾の方針は、最初は勉強に慣れさせていくという2人が想像していたものとは違い、1年生からビシビシと鍛えていくというものだった。さらに塾へ入塾するには適性試験を受けて受からなければいけないという。戸惑う2人に、塾長(橋下徹)はたくさんのドリルを渡して次の試験日までに子供に勉強させておくように言い渡す。帰宅後、さっそくまどかにドリルをやらせる早苗。さらに、必死で勉強するまどかに見本を見せるために一馬と竜五郎へのテストも出し続けることに。一馬のもくろみは崩れ去り、しかもテストでは相変わらずさっぱりの成績の2人。日々、夕飯のおかずが減っていくことに危機を感じた一馬は再びあるアイデアを思いつくが…。
 ある日、早苗と一馬と竜五郎で法事の打ち合わせをしていると法事の日とまどかの塾の試験日が重なっていることに気づく。どちらも変更できないとなると、法事を欠席させると言い出した早苗と一馬。妻がまどかをどれだけかわいがっていたかを知っている竜五郎は残念そうだが…。

キャスト

山崎早苗 … 観月ありさ
山崎一馬 … ゴリ(ガレッジセール)
秋山ユリ … 蛯原友里
進藤祐介 … 山本裕典

桜沢美咲 … 川島なお美

高岡健作 … 高知東生
高岡久美 … 鈴木砂羽

陽光院 … 野際陽子

山崎竜五郎 … 加藤 茶

スタッフ

■原作
 カズマ
 「実録鬼嫁日記」(アメーバブックス刊)

■脚本
 尾崎将也

■演出
 塚本連平

■プロデューサー
 安藤和久(関西テレビ)
 東城祐司(MMJ)
 布施 等(MMJ)

■音楽
 仲西 匡

■制作
 関西テレビ
 メディアミックス・ジャパン

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