第11回 2007年6月26日(火)放送 あらすじ

鬼嫁で何が悪い

 山崎早苗(観月ありさ)が活けた花を「竜乃湯」ロビーに持ってくると、女湯が何やら騒がしい。行ってみると、数人が財布や時計が無くなっているという。早苗は出て行こうとしている怪しい女性・恵美(大谷允保)をみかけて声をかけるが、その瞬間に恵美が走り出す。ロビーにいた一馬(ゴリ)は早苗に言われ、すぐに追いかけつかまえるも、恵美に色仕掛けされ油断した隙に取り逃がしてしまう。幸い盗まれた物は取り返したものの、警官(川田広樹)の前で散々けなされて憮然とする一馬。色仕掛けで油断したこともバレてしまい、さらに責める早苗に一馬の怒りが爆発。「鬼嫁はうんざりだ」と言う一馬の言葉に、早苗は離婚を匂わせる発言をしてまどか(遠藤由実)と家を出て行ってしまう。
 翌朝、心配する竜五郎(加藤茶)をよそに、焦げたパンをかじりながら強がる一馬。陽光院(野際陽子)の寺にいた早苗と顔を合わせるが、お互い憎まれ口をきいて謝ろうともしない。一馬は昼間からビールを飲んだりとやりたい放題。夜になり、早苗が寺の前から静まりかえっているマンションを見上げていると、飲み屋帰りの一馬と竜五郎と高岡健作(高知東生)が通りかかる。早苗がいることを知りながら、「キャバクラに行こう」と言い出した一馬に早苗の怒りはさらに高まる。
 ある日、早苗が「ビューティー・タカオカ」で久美(鈴木砂羽)に陽光院の元へ夫の暴力を受けて離婚の相談にきた女性の話をしていると、話の一部を聞いた健作が早苗のことと勘違いをして一馬や竜五郎に離婚をしたがっているようだと伝えてしまう。いよいよまずいと思った竜五郎はあることを思いつく。また、家を空けていることで落ち着かない様子を見ていた陽光院から話し合うことをすすめらた早苗は翌日家に戻ることを決める。一方、コンビニの弁当や散らかった部屋にうんざりして早苗の大切さを改めて感じていた一馬だが、早苗が離婚届を持っていたという話を聞いて衝撃を受ける。そんな中、早苗や桜沢美咲(川島なお美)や陽光院にアドバイスをもらって仕事で半年間のフランス行きを決めた秋山ユリ(蛯原友里)が日本での思い出にと「竜乃湯」にやってきた。サングラスとマスクをつけて現れたユリの怪しい格好に疑惑の目を向ける一馬。脱衣所に入ったユリは、怪しい動きをしている女性を見かけて一馬に報告するが…。同じ頃、入りづらそうに「竜乃湯」前をうろうろしていた早苗に、まどかから「竜五郎が大変だ」と電話が入る。

キャスト

山崎早苗 … 観月ありさ
山崎一馬 … ゴリ(ガレッジセール)
秋山ユリ … 蛯原友里
進藤祐介 … 山本裕典

桜沢美咲 … 川島なお美

高岡健作 … 高知東生
高岡久美 … 鈴木砂羽

陽光院 … 野際陽子

山崎竜五郎 … 加藤 茶

スタッフ

■原作
 カズマ
 「実録鬼嫁日記」(アメーバブックス刊)

■脚本
 尾崎将也

■演出
 池添 博

■プロデューサー
 安藤和久(関西テレビ)
 東城祐司(MMJ)
 布施 等(MMJ)

■音楽
 仲西 匡

■制作
 関西テレビ
 メディアミックス・ジャパン

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