第8回 2005年11月29日(火)放送 あらすじ

#8 夫の家事地獄

 あゆみ(井上和香)が駅前のケーキ屋でパートを始めた。家事はこれまで通りこなすという条件で、しぶる達也(東幹久)を納得させた。店長からパートの欠員を相談されたあゆみは早苗(観月ありさ)を誘った。早苗から「とりあえず1週間だけなの」と相談された一馬(ゴリ)はやんわりと「やめといたほうがいいよ」と反対した。家事を全部押しつけられる予感がしたからだ。一馬から「あゆみさんは家事もやって偉いな」と言われた早苗は主婦のプライドにかけて家事と仕事を両立することを宣言。まどか(遠藤由実)を康子(木内みどり)に預けて、しかも家事もこれまでどおりこなすと約束して、パートに出ることを決めた。実はこれは一馬の計算どおりの展開だった。
 パート初日、早苗はケーキ製造補助を任された。なかなかハードな裏方の仕事だが、店長から感謝されたのがうれしくて連日夜9時まで頑張ることにした。一方、一馬は早苗が用意してくれた料理で夕食を済ませると、まどかを連れてコンビニでお菓子をポリポリ。家に戻ればまどかを寝かしてつけると、こっそりと水着アイドルのビデオを楽しんだ。思う存分リラックスしていると、早苗が「あー、疲れた」と帰ってきたので、あわててビデオを隠したが、仕事で疲れている早苗は一馬の行動をチェックする気力もなく寝室に直行。一馬は早苗の寝顔を見ながら「永遠に続いてほしい」とにんまりした。
 鬼嫁がいない気ままな暮らしに上機嫌な一馬は、翌日からもゲームやらビデオやら、ますます好き勝手にやりたい放題。片や早苗は時間をやりくりして家事も仕事も必死にこなした。ところが頑張りすぎて高熱を発して、あゆみと冴子(滝沢沙織)に付き添われてパート先から早退してきた。あゆみから「早苗さんにありがとうって言ったことありますか?」と聞かれた一馬はわが身を振り返って胸が痛んだ。これまで早苗のことをひどい鬼嫁と憤慨はしても、感謝の気持ちなど持ったことはない。そしてこの数日間、必死に家事と仕事に頑張っていた苦労をねぎらうこともなかったからだ。反省した一馬は今度は早苗に代わって、自分が家事と仕事をこなそうと決意した──。

キャスト

山崎早苗 … 観月ありさ
山崎一馬 … ゴリ(ガレッジセール)

大沢健児 … 永井 大
大沢冴子 … 滝沢沙織

村井達也 … 東 幹久
村井あゆみ … 井上和香

沢村亮介 … 小池徹平

田代康子 … 木内みどり
田代伸介 … 田山涼成

山崎まどか … 遠藤由実
立花京子 … 国分佐智子
中川由紀 … 加賀美早紀
吉岡里美 … 西丸優子

スタッフ

■原作
 カズマ『実録鬼嫁日記』(アメーバブックス刊)

■脚本
 尾崎将也

■演出
 池添 博

■プロデューサー
 安藤和久(関西テレビ)
 東城祐司(MMJ)
 布施 等(MMJ)

■音楽
 仲西 匡

■制作
 関西テレビ

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