ストーカーに追われ夜逃げすることになった泉（菜々緒）だが、トキばあ（高泉淳子）の“下町ばばあネットワーク”の手違いで住む場所が見つからず、美大生・赤松啓介（中丸雄一）の家に居候することになった。もちろん赤松がゲイだと告白したことが大前提だ。泉をタニマチとして支えるツンデレ中学生の緑川つね（草刈麻有）は、なんとなく赤松がゲイであることが信じられない。そればかりか、つねに対し「美大を目指すならもっとしっかり勉強しなきゃ」と真っ直ぐ向かってくる赤松にほのかな恋心を抱き始めていた。つねの親友で気持ちは乙女・見た目は西郷隆盛の小桃宣親（加藤諒）は、そんなつねの恋心をいち早く察する。だけど小桃も赤松を一目で気に入り、2人はライバル？関係に突入！！
泉は、赤松のアパートで赤松の世話をしながら、ぽつぽつとつねとの出会いや、今の自分の境遇を語り始める。泉が初めて絵画教室にモデルとしてやってきた時のこと、そこで仁嫁・ゆっこ（安達祐実）に出会い青山仁（風間トオル）が結婚していたことを知ったこと、その直後に教室で起きた恐ろしい事件のこと、そんな時、つねに助けてもらい今の自分があること…。
つねと泉の年の差を越えたつながりを知り、泉から改めてつねの指導を頼まれた赤松だが、自分の課題を提出してなかったこと思い出す。思わず泉にモデルを頼んでしまった赤松だが、それを快く思わないツンデレな女子中学生が1人…。