第5回 2006年11月13日(月)放送 あらすじ

さよなら巨匠!恋の学園祭オケ対決!!

千秋(玉木宏)の指揮者デビューとなったSオケの初舞台から1週間が経った。のだめ(上野樹里)は、相変わらず千秋に付きまとい、彼の部屋に入り浸っては勝手気ままな生活を送っていた。
同じころ、桃ヶ丘音楽大学では、まもなく開かれる学園祭の準備が進められていた。定期演奏会の成功に気を良くしたSオケのコンマス・龍太郎(瑛太)は、Sオケのメンバーに呼びかけ、学園祭で仮装オーケストラをやろう、と提案する。そのアイデアに即座に賛成したのはのだめと真澄(小出恵介)。のだめは着ぐるみ、真澄はドレスが着たい、と大はしゃぎだ。
ある夜、千秋は、来日中のシュトレーゼマン(竹中直人)のことが海外でどのように伝えられているのか気になり、ネットで検索する。すると、シュトレーゼマンが先月のロンドン公演直後に突然行方をくらましたため、関係者から捜索願が出ている、というニュースが出ていた。それを読んだ千秋は言葉を失う。
あくる日、千秋は、シュトレーゼマンから直接真相を確かめようとする。するとそこに、シュトレーゼマンの秘書兼マネージャーだという女性・エリーゼ(吉瀬美智子)が現れ、シュトレーゼマンを捕まえると無理矢理車に押し込んだ。エリーゼは、シュトレーゼマンが桃ヶ丘音楽大学理事長・美奈子(秋吉久美子)の若いころの写真を大事そうに持っていたことを手がかりに、日本まで捜しにきたのだという。
その夜、のだめや龍太郎は、師匠を失って落ち込む千秋を励ます。ところがそこに、ドイツに強制送還されたはずのシュトレーゼマンが突然現れ、千秋に楽譜を差し出した。それは、ラフマニノフの『ピアノ協奏曲第2番』の楽譜だった。そしてシュトレーゼマンは、学園祭で自分が指揮するAオケとピアノで競演してもらう、と千秋に命じる。
別の日、練習のために集まったSオケのメンバーは、千秋とAオケの競演話で盛り上がる。龍太郎は、千秋がSオケを裏切った、と腹を立てていた。千秋の代わりを指揮科の大河内(遠藤雄弥)が務めることになったSオケは、打倒Aオケを合言葉に、仮装の準備や練習に取り組む。
そんななか、千秋は、ラフマニノフの『ピアノ協奏曲第2番』が、美奈子の大好きな曲だと知る。シュトレーゼマンが、美奈子にいいところを見せたいためにこの曲を選んだと思い、憤慨する千秋だったが、そこにエリーゼが現れ、シュトレーゼマンと美奈子の過去を千秋に話し始める。

キャスト

野田 恵 … 上野樹里
千秋真一 … 玉木 宏

峰 龍太郎 … 瑛太
三木清良 … 水川あさみ
奥山真澄 … 小出恵介
多賀谷彩子 … 上原美佐
大河内 守 … 遠藤雄弥
佐久 桜 … サエコ

峰 龍見 … 伊武雅刀
河野けえ子 … 畑野ひろ子

江藤耕造 … 豊原功補
谷岡 肇 … 西村雅彦

フランツ・シュトレーゼマン … 竹中直人

ほか

スタッフ

■原作
 『のだめカンタービレ』 二ノ宮知子(講談社)

■脚本
 衛藤 凛

■プロデュース
 若松央樹
 清水一幸

■演出
 川村泰祐

■音楽
 服部隆之

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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