第5回 2011年11月15日(火)放送 あらすじ

アリバイをご所望でございますか

 早朝、影山(櫻井翔)の部屋に主人の宝生麗子(北川景子)が入ってくる。影山はマンガ「国立ち日記」に夢中になりすぎるあまり、麗子の鳴らす呼び鈴に気がつかなかったのだ。殺人事件が発生した現場に送るよう頼まれた影山はついつい読みかけの「国立ち日記」を持っていこうとして、麗子にたしなめられる。
 事件現場の国立神社では身元不明の女性が刃物で胸を刺され亡くなっていて、所持品は何一つ残っていなかった。
 例によって、風祭(椎名桔平)とともに一通りの事情聴取を影山に見守られながら終えた麗子。屋敷に戻ると例によって、影山に聴取の詳細を話す。そこで判明したのが被害者は菅野由美(マイコ)という女性で「国立ち日記」の原作者であること。また昨夜、作画担当である江崎建夫(中村俊介)と疑われる二枚目風の優男が裏の通りで女性もののバッグを持って走り去る姿が目撃されていたこと、江崎と由美はもともとは恋人同士だったが12年前に別れ、最近も最終回を目前に大げんかをしていたことなどがわかり、さらには犯行時刻も絞られた。いよいよ江崎が怪しいとなり話を聞いたが、江崎には犯行時間帯に事件現場からほど近い喫茶店にいたという完ぺきなアリバイがあった。
 あらましを聞いた影山に犯人は江崎だと思っている麗子はアリバイ崩しを期待する。影山は江崎の証言に奇妙な点を感じなかったかと麗子に聞くが、麗子は具体的で矛盾点もなかったと答える。困り顔でしばらく考えた影山は「お嬢様は相変わらずアホでいらっしゃいますね。いい意味で」とつぶやく。すると、いつものように烈火のごとく怒る麗子。それをなだめながら影山は江崎のアリバイを崩してゆくのだが…。

キャスト

影山 … 櫻井 翔
宝生麗子 … 北川景子

並木誠一 … 野間口 徹
山繁 悟 … 中村靖日
宗森あずみ … 岡本杏理
江尻由香 … 田中こなつ

風祭京一郎 … 椎名桔平

江崎建夫 … 中村俊介
菅野由美 … マイコ

ほか

スタッフ

■原作
 東川篤哉
 「謎解きはディナーのあとで」
 (小学館刊)

■脚本
 黒岩 勉

■演出
 土方政人

■プロデュース
 永井麗子

■音楽
 菅野祐悟

■制作
 フジテレビ

■制作著作
 共同テレビ

バックナンバー