第10回 2011年12月20日(火)放送 あらすじ

聖夜に死者からの伝言をどうぞ…お嬢様、私の謎が解けますか?

 ミステリー作家たちが集まる天道静子(高橋ひとみ)の家で、ついに起きてしまった2つ目の殺人事件。現場に佇んでいたのは、血染めのナイフを手にした影山(櫻井翔)だった。発見した宝生麗子(北川景子)は、影山を問いたださずにはいられない。なぜなら、影山こそ、最初に殺害された剣持留美(上原美佐)の時から、事件の背後に見え隠れしていた男だったのだ。そして、今回の宮地沙織(三浦理恵子)殺害に関しては、殺害直後と思われるタイミングで凶器を持ち現場にいた…。「容疑は殺人の現行犯よ」そう問い詰める麗子に対し、ここでも影山は厳しい言葉で犯行を否定する。
 こんなシリアスな状況下においてまで暴言を吐く影山に思わず「クビ!」と「逮捕!」を連発する麗子。そこへ現れた風祭京一郎警部(椎名桔平)は、千載一遇のチャンスと影山を殺人容疑で逮捕、警察署に連行してしまう。
 連行された影山は、風祭の厳しい取り調べを受ける。「明日のクリスマスイブまでになんとしても真実を吐かせる!」と意気込む風祭の尋問にも、頑なに口をつぐむ影山は、ついに留置場に入れられてしまう。
 留置場の水でティータイムを楽しむ影山のもとに、高価なコートを着た大柄な男(高橋英樹)が近づいて来る。謎の男にいつにない敬意の表情を見せる影山。男は麗子の父、清太郎だった。そして清太郎は真剣な表情で影山に「実は…麗子には秘密がある」と、ある重大な隠し事を伝えたのだった…。

キャスト

影山 … 櫻井 翔
宝生麗子 … 北川景子

並木誠一 … 野間口 徹
山繁 悟 … 中村靖日
宗森あずみ … 岡本杏理
江尻由香 … 田中こなつ

風祭京一郎 … 椎名桔平

スタッフ

■原作
 東川篤哉
 「謎解きはディナーのあとで」
 (小学館刊)

■脚本
 黒岩 勉

■演出
 石川淳一

■プロデュース
 永井麗子

■音楽
 菅野祐悟

■制作
 フジテレビ

■制作著作
 共同テレビ

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