第8回 2003年6月5日(木)放送 あらすじ

#8 生放送泣き芝居SP超大物ゲスト登場!

 歌番組にドラマの収録と大忙しの桜庭裕一郎(長瀬智也)。でも、どんなに遅く石原家に帰っても、家族揃っての朝食は欠かせない。この日も、仕事で朝帰りしたにもかかわらず、裕一郎は元気に食卓についた。すると、東子(岸本加世子)が守(黒沢年雄)に昨日、自分宛ての電話があったかどうかと尋ねる。答えたのは、あきら(末永遥)。東子は、通信販売で買った商品クレームへの返答電話だと思っていたのだが、あきらによるとフジテレビからの出演依頼。裕一郎や東子たちは先日出演した家族対抗歌合戦のチャンピオン大会への出演依頼と早合点するが、あきらは『あなたに逢いたくて』だと言う。これはご対面番組で東子のことを本当の父親が探しているらしいのだ。30年余り、音信不通だった東子の実の父親が番組に娘探しを依頼したとのこと。動揺する東子だが、番組には出ないと言って出勤してしまう。

 数日後、東子は警察署で考えごとをしていた。そこに、山本修(おかやまはじめ)が、話し掛けてくる。大手芸能プロダクションから暴力団との不正な金銭の流れについてだ。東子は、気持ちを切り替えて、事件の捜査に乗り出す。
 一方、裕一郎は事務所で考え込んでいた。翌日が『あなたに逢いたくて』の生放送なのだが、東子は出演依頼にまだ返事をしていない。裕一郎は、河村にあることを頼んで、自分が生出演する番組のスタジオに向かった。

 その夜、番組を終えて石原家に帰ってきた裕一郎の顔は真剣。南(酒井法子)も、固い表情で迎えた。2人は、東子に番組への出演を促そうとしている。河村からの報告によると、番組関係者に話を聞いた結果、東子の実の父親は病気でもうそう長くは生きられないということを知ってしまったからである。だが、それを伝えても東子は妻と子を捨てたバチがあたったと相変わらず出演を拒否する。裕一郎は他の姉妹や守にも意見を聞くが、誰もはっきりとは答えない。気をそがれた東子は、例の芸能関係の事件調査のために小峰を紹介して欲しいと裕一郎に告げて、早々に寝てしまう・・・。

キャスト

桜庭裕一郎   長瀬智也
   ・
石原南     酒井法子
筋山通子    松下由樹
石原東子    岸本加世子
石原西絵    篠原涼子
小峰卓郎    つんく♂
相川ヒカリ   星野真里
石原守     黒沢年雄
石原北絵    三浦理恵子
石原あきら   末永遥

スタッフ

■脚本
  都築 浩
■音楽
  沢田 完
  久保田光太郎
■プロデュース
  栗原美和子
■演出
  久保田哲史
■生放送構成
  鈴木おさむ
■生放送プロデュース
  石井浩二
■生放送演出
  金子 傑
■制作著作
  フジテレビジョン

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