第5回 2003年5月15日(木)放送 あらすじ

#5 緊迫生放送!スターと妹が感動の大合唱

 いつものようににぎやかな石原家の朝。いつにも増してにぎやかにしているのが、桜庭裕一郎(長瀬智也)と、北絵(三浦理恵子)。アイドル歌手の振りを真似する二人に、西絵(篠原涼子)は露骨な迷惑顔。ところが、北絵から合コンで受けると聞いた東子(岸本加世子)は即座に参加。守(黒沢年雄)が朝食の準備を終え、少しは静かになると思えたが、相変わらず騒がしい石原家の朝である。さらに、西絵は裕一郎をバカ呼ばわりするは、東子はサインを100枚依頼するはで、騒ぎは一向に収まらない。そんな中、あきら(末永遥)の様子がおかしいことに、西絵が気付いた。なぜか、裕一郎に優しく、西絵がバカにした時もかばったりしている。家族は、何かいいことがあったのではと、あきらを問い詰める。最初は渋っていたあきらの口から飛び出したのが『桜庭裕一郎の妹オーディション』の最終選考に残ったという言葉。
 驚く家族に、裕一郎は確かに次のアイドルを見つけるために、そんな企画をやっているらしいと告げる。本気でアイドルに? またも驚く家族だが、西絵はあきらの胸の内を推測。裕一郎のムコ入りを勧めたのは、あきら。あきらは、裕一郎を身内に引き込むことで、アイドルへの道をたぐり寄せようとしていたのだ。すんなりと認めるあきらだが、今回のオーディションは自力で、最終選考の10人まで残ったと言う。守は、いきなりの出来事にただオロオロ。西絵は、筋山通子(松下由樹)が黙っているわけがないと言うのだが、裕一郎は単純に、あきらのアイドル一歩手前を祝って、得意のバンザーイ! で盛り上がる。
 ところが事務所で、あきらの件を報告した裕一郎に、案の定、筋山のカミナリが落ちる。裕一郎の、南(酒井法子)と結婚しているということを隠すだけでも精一杯なのに、義理の妹がデビューなんて、筋山にとってとんでもないこと。小峰卓郎(つんく♂)は、そんなにカリカリしなくてもと言うのだが、実は最終選考には裕一郎も審査員として参加することになっている。そこで何かあったら・・・と、筋山の意見は明らかに正論。裕一郎が、あきらの夢を壊したくないと頼むと、筋山は諦めさせられないなら、最終オーディションで確実に落とすよう厳命する。
 そして、オーディションの最終選考日がきた。あきらの登場に、頬をゆるめそうになる裕一郎に対し、筋山の恐ろしい視線が飛ぶ。審査員たちの質問に、上手に答えていたあきらだが、早速歌を聞かせてもらうと言われ、顔色を変えた。女優志望でも『桜庭裕一郎の妹オーディション』なのでCDデビューは絶対なのだった。なんとか歌い始めたあきらだったが・・・。

キャスト

桜庭裕一郎   長瀬智也
      ●
石原南     酒井法子
筋山通子    松下由樹
石原東子    岸本加世子
石原西絵    篠原涼子
小峰卓郎    つんく♂
相川ヒカリ   星野真里
石原守     黒沢年雄
石原北絵    三浦理恵子
石原あきら   末永 遥

スタッフ

■脚本
  都築 浩
■音楽
  沢田 完
  久保田光太郎
■プロデュース
  栗原美和子
■演出
  西浦正記
■生放送構成
  鈴木おさむ
■生放送プロデュース
  石井浩二
■生放送演出
  金子 傑
■制作著作
  フジテレビジョン

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