第2回 2003年4月24日(木)放送 あらすじ

#2 マネージャーの恋

 石原家に婿入りした裕一郎(長瀬智也)と南(酒井法子)との新婚生活がスタートした。改めて、南と暮らせることに感動する裕一郎。さらに、石原家一同会しての朝食でも裕一郎は感激しっぱなし。守(黒沢年雄)手作りの豪華料理に、裕一郎の目はウルウル。しかし、南によると石原家の朝食は毎朝、豪華とのこと。守は、家族が確実に揃う朝食に張り切って料理の腕をふるっているのだ。それでも裕一郎は、東子(岸本加世子)、西絵(篠原涼子)、北絵(三浦理恵子)、あきら(末永遥)たちとの食事にはしゃぎまくる。食事を終えると、筋山通子(松下由樹)が迎えに来た。
 裕一郎が石原家に出入りしていることは世間に知られてはならない。筋山は、弁当屋の扮装を裕一郎にさせて、事務所『オフィス・トライアングル』に連れて行く。そこで、弁当屋からスーパースター、桜庭裕一郎に変身して仕事現場に向かうのだ。
 桜庭裕一郎の本日の仕事は、相川ヒカリ(星野真里)と共演する連続ドラマのロケ収録。裕一郎は気付かないが、ヒカリは彼との共演にときめいている様子。一方、筋山は、ヒカリに付いている付き人などのスタッフが多すぎることを気にしていた。筋山は、裕一郎はともかく大御所の役者さんもいることだからと、ヒカリのマネージャー、遠藤弘一(平賀雅臣)に告げる。だが、遠藤は他の事務所の方針に口を出すなと反論。逆に、遠藤は裕一郎と筋山の関係が怪しいと業界内で噂されているから、気をつけた方がいいと反撃した。
 その夜、事務所に戻った筋山は酒を飲んで大荒れ。裕一郎や、小峰卓郎(つんく♂)、河村一(与座嘉秋)らは、隅っこに避難中。それでも、遠藤に腹をたてまくる筋山は、河村を捕まえてプロレス技を繰り出して大暴れ。何やらラッピング中の裕一郎にも絡もうとするが、筋さんは日本一のマネージャーと言われると、今度は嬉しくて泣き出す始末。グデングデンの筋山だが、裕一郎が南に電話をかけようとすると途端にシャキッ。このプロフェッショナルな姿に小峰も「よ、日本一!」。
 石原家に帰った裕一郎は、南に守や姉妹への引っ越しの挨拶を提案。事務所でラッピングしていたのは、家族への引っ越し挨拶の品物だった。それぞれの部屋を巡って、挨拶をする裕一郎と南。しかし、彼女たちに贈った品物は・・・。
 翌日は、スタジオでドラマの収録。相変わらず多いヒカリの取り巻きの中に、筋山は、見覚えのある顔を見つけて釘付けに。相手も筋山に気付いた。その夜、筋山は、昼間の男、櫛野透(高橋克典)と食事。櫛野は、小さなCFプランニング会社で働いていると言うが、筋山とは8年ぶり。何やら、2人は過去に関係があった様子。次の夜も、バーで時をともにする筋山と櫛野。そんな2人を、たまたま居合わせた北絵が見ていた。
 翌朝、石原家に北絵の悲鳴。慌てて家族たちが出てくると、河村が来ていた。筋山の代わりに裕一郎を迎えに来たことを知った北絵は・・・。筋山は、裕一郎と仕事場で合流。裕一郎は、北絵から聞いた話を筋山にする。筋山は、仕事の打ち合わせとごまかした。
 連続ドラマの収録日。ヒカリの取り巻きの中に、櫛野の姿がない。裕一郎が、それを指摘した時筋山の携帯が鳴った。連絡を受けた筋山は、顔色を変えて事務所に戻る。小峰は、筋山が企画した裕一郎のCM企画が、他のプランニング会社から出ているのだと言う。会社名と企画者の名を聞いて、筋山の表情が曇った。

キャスト

桜庭裕一郎   長瀬智也
          ・
石原南     酒井法子
筋山通子    松下由樹
石原東子    岸本加世子
石原西絵    篠原涼子
小峰卓郎    つんく♂
相川ヒカリ   星野真里
石原守     黒沢年雄
石原北絵    三浦理恵子
石原あきら   末永 遥

スタッフ

■脚 本
  都築 浩

■音 楽
  沢田 完
  久保田 光太郎

■演 出
  西浦 正記

■プロデュース
  栗原 美和子

■制作著作
  フジテレビジョン

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