森光子を生きた女 ~日本一愛されたお母さんは、日本一寂しい女だった~
森光子を生きた女 ~日本一愛されたお母さんは、日本一寂しい女だった~
2014年5月9日(金)放送終了

放送内容詳細

終戦後の大阪で、森光子<本名:村上美津、当時26歳(仲間由紀恵)>の肩書きは歌手だった。光子はGIと結婚し、先にハワイへ帰った彼に何度も手紙を書き、連絡を待つが…。
光子は13歳の時に亡くなった母と同じ肺結核にかかり、長く苦しい闘病生活を送る。失意のどん底にいた光子を救ったのは、初めて聞くラジオドラマだった。光子は退院したその足でラジオ局へ向かい、瞬く間にラジオ界で人気の喜劇女優になっていった。
昭和28年、テレビが誕生。当時はすべて生放送で、機転の利く光子は重宝がられた。そんな時、光子を訪ねてきたのはNHK大阪でドラマのディレクターをしている岡本愛彦(藤木直人)だった。初めての喜劇ではないドラマの役と、岡本の熱い演出に光子はどんどん引き込まれていった。
その後、光子は岡本を訪ねるが、すでに岡本は東京の民放へと移っていた。
数年後、光子は、当時の演劇界を牽引する演出家・菊田一夫(石坂浩二)の目に止まり、「東京で芝居してみないか?」と誘われる。大阪の喜劇女優の桂木コハル(久本雅美)らは、東京進出に舞い上がる光子に冷やかだった。
菊田一夫は、脇役の光子を気にも掛けない様子で、稽古が進んでいく。光子は岡本にしばしば芝居の相談をしながら、2人の距離は縮まっていった。
岡本が芸術祭で文部大臣賞を受賞し、実は岡本には妻がいるということを知った光子は、別れを告げに行くが…。
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出演者

森光子:仲間由紀恵

岡本愛彦:藤木直人

吉田名保美:市川実和子

柳田武春:ケンドーコバヤシ
吉永祥子:三倉佳奈

綿谷真太郎:ミスターちん
神崎ユージ:宮地大介

佃都志子:田根楽子
杉森圭一:大波誠

桂木コハル:久本雅美

菊田一夫:石坂浩二


ナレーション:黒柳徹子

スタッフ

【脚本】
龍居由佳里

【編成企画】
太田大

【プロデュース】
栗原美和子

【協力】
森光子芸能文化振興財団

【演出】
星田良子

【制作】
フジテレビ

【制作著作】
共同テレビ