第5回 2011年11月10日(木)放送 あらすじ

さよなら、初恋の人。2人で過ごす最後の夜に交わした涙のキス。8年の時が経ち忘れられたはずなのに…

 森本直子(榮倉奈々)は、則杉康志(溝端淳平)、頼陽華(木村文乃)、栗山和気(市川知宏)、蓑屋進(近藤公園)、滝ノ原幸一(森廉)ら同級生と居酒屋で飲んでいた。そんな時、池澤雅人(ARATA)から、「明日、会えないか」というメールが届く。
 その頃、原田彩(菅野美穂)と自宅にいた雅人は、教授・滝ノ原(升毅)の勧めでアメリカの大学に留学することを決めたので、その前に離婚して欲しいと切り出した。しかし彩は、しばらく距離を置けばお互い冷静になれるから、と言って取り合わない。それどころか、自分が望んだことで叶わなかったことは一度もない、雅人は必ずもう一度自分を求めるだろう、と自信を見せた。
 翌日の夜、直子の部屋に雅人がやってきた。直子は雅人のために用意していた夕飯を出し、雅人はそれをおいしいと言って食べた。料理の出来はいまいちだったが、おいしいと食べてくれる雅人の優しさが直子には嬉しかった。夕食後、ふたりで片づけをしていた時、雅人がアメリカ留学のことを打ち明けた。留学期間は最低でも4年になると告げられたが、直子はそれを冷静に聞いた。そして、雅人がいなくなったら恋や勉強に精を出し料理の腕も上達させようと、はしゃぐように話した。雅人はそれを笑顔で聞いていたが、直子の本心を痛いほどわかっていた。
 その後、部屋を後にする雅人を直子は笑顔で見送ったが、ひとりになった瞬間、泣き崩れてしまう。一方、自転車を走らせていた雅人は、何かを感じたように停止する。そして、自転車の向きを変えると走り出し…。

キャスト

森本直子 … 榮倉奈々
原田 彩 … 菅野美穂
池澤雅人 … ARATA
則杉康志 … 溝端淳平
栗山和気 … 市川知宏
頼 陽華 … 木村文乃
蓑屋 進 … 近藤公園
滝ノ原幸一 … 森 廉
細川裕司 … 山崎樹範
白井かな … 西山茉希
     ○
森本洋介 … 阿南健治
森本久子 … キムラ緑子
滝ノ原健司 … 升 毅
霧島 正 … 佐野史郎

スタッフ

■脚本
 大石 静

■プロデュース
 長部聡介
 渡辺恒也

■演出
 西坂瑞樹

■制作著作
 フジテレビジョン

バックナンバー