第4回 2011年11月3日(木)放送 あらすじ

あなたは犬や猫なの? 汚らわしい欲望は捨てなさい!

 森本直子(榮倉奈々)は、部屋のドアの前に立つ原田彩(菅野美穂)から池澤雅人(ARATA)を惑わすようなことはするな、と警告される。硬直した直子は、彩が去ったあとも動くことが出来ない。するとそこへ、直子を心配した雅人がやってくる。直子から事情を聞いた雅人は、直子をやさしく気遣った。その頃、アパートの外にいた彩は、直子よりすべてが優れている自分がなぜこんな思いをするのか、と怒りに震えていた。そして、直子の部屋の明かりが消えるのを見て驚愕、朝までその場を離れなかった。
 その数時間後、病理学研究室にいた彩を雅人が訪ねてきた。雅人は彩に、なぜ自分たちのことで直子を責めるのかと言い、昨夜直子から聞いたことを話した。すると彩は驚いたような顔をして、自分は直子の部屋に行った覚えはない、すべて直子の妄想ではないか、と言い切る。あまりに流暢な弁明に、雅人の脳裏に一抹の疑念がよぎる。
 一方、直子も昨夜のことを同級生の頼陽華(木村文乃)に話していた。陽華は、今後雅人と彩には会わないほうが賢明だと言い、2人と距離を置くためにも自分と住む場所を交換しようと提案、直子は強引に提案をのまされる。
 その頃、雅人は、教授の滝ノ原健司(升毅)からアメリカの大学で肝移植を学んでみないかと声をかけられていた。
 そんな日の夜、直子が心配な雅人は携帯に電話をするが、陽華が傍で見張っているため直子は電話を取れない。さらに、雅人が直子のアパートを訪ねると応対した陽華が直子は旅に出たと言う。そんな陽華に雅人は、最近、直子の言動におかしなところはなかったか、と尋ねる。
 その後、マンションに戻った雅人は、彩に自分たちはもう難しいのでは、と告げた。彩はそれを否定すると、うまくいかない原因は直子にあると言って譲らない。
 翌朝、陽華のアパートにいた直子に雅人から電話がかかってきた。直子は我慢しきれず、電話に出てしまう。雅人は直子を叱ると今夜会おうと言い…。

キャスト

森本直子 … 榮倉奈々
原田 彩 … 菅野美穂
池澤雅人 … ARATA
則杉康志 … 溝端淳平
栗山和気 … 市川知宏
頼 陽華 … 木村文乃
蓑屋 進 … 近藤公園
滝ノ原幸一 … 森 廉
細川裕司 … 山崎樹範
白井かな … 西山茉希
     ○
森本洋介 … 阿南健治
森本久子 … キムラ緑子
滝ノ原健司 … 升 毅
霧島 正 … 佐野史郎

スタッフ

■脚本
 大石 静

■プロデュース
 長部聡介
 渡辺恒也

■演出
 宮木正悟

■制作著作
 フジテレビジョン

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