みのもんたのSOS
2005年9月30日(金)放送終了

放送内容詳細

・火災の恐怖
 内閣府の情報による首都直下型地震の被害想定は、死者数約11000人。そのうち、火災による死亡者は6200人で、実に、全体の56%を占める。なぜ、地震による火災は、多くの人命を奪うのだろうか?
 番組では、住宅密集地で火災が起こった場合を想定しての、大規模な火災旋風の実験や、本来延焼防止帯となるはずの広い幹線道路が、本当に火災を食い止める役割を果たすのかどうかを実際に20m幅の道路に見立てた屋外セットで実験を行う。その衝撃の結果とは?

・液状化現象
 千葉県北西部地震の際、震源地との距離に関係なく、震度が大きかったところと小さかったところがあった。これには地盤が強いか弱いかが関係しているという。地盤の弱い土地では、恐ろしい液状化現象も起こりうる。番組では、日本初ともいえる本格的な液状化現象の実験を試みる。

・地震の予知~雲の形で予知できるのか?
 前回の放送では地震の際に岩盤が破壊されるときに発生する電磁波の影響で地震雲ができる実験を行った。今回は、一歩進んで、地震雲と普通の雲の見分け方、さらには、地震雲の種類・形によって地震発生の時期が予知できるのかどうかの実験を試みる。

・震災後の生活~住宅編、仕事編
 東京で大地震が起こった際、家を失う人は3人に1人の割合で出てくると想定される。また、会社員には失業の危機もある。番組では、阪神大震災後、いまだ補修・建て直しがされずに放置されたままにある、とあるマンションの例、失業してしまった一人のサラリーマンの現状を取り上げる。

 他にも、番組では、意外な落とし穴がある地震保険の仕組みを検証する。
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出演者

■司会
 みのもんた

■ゲスト
 北村総一朗
 研 ナオコ
 斉藤慶子
 薬丸裕英
 田丸麻紀

スタッフ

■監修
 杉本 達

■総合演出
 大野 透

■制作
 吉田正樹

■P
 松村 匠