第3回 2010年1月26日(火)放送 あらすじ

女の秘密

 健一郎(佐藤隆太)が鳴海(深田恭子)に持ちかけた話とは、近々落成するビルの広告にモデルとして出て欲しいという依頼だった。この日、ビルのオーナー・高石(きたろう)と会った健一郎は、広告モデルを探していると相談を受け、飲み屋でたまたま一緒になった女性がイメージにピッタリだと写真を見せられたのだが、そこに写っていたのはなんと鳴海。健一郎が動揺を見せたことから知り合いだとバレてしまい、鳴海を説得するはめになってしまったのだ。

 モデルをやって欲しいと頭を下げる健一郎をもてあそぶように「ゆっくり考えてみる」と返事を引き延ばす鳴海。まもなく、高石から電話が入り、鳴海の説得に成功すれば次のビル建設も健一郎の会社に任せたいと言ってきた。これが実現すれば、30億円規模のプロジェクトとなる大仕事。山崎(宇梶剛士)からぜひ成功させるようにと発破をかけられ、「30億の仕事があの女の気まぐれにかかってるなんて悪夢」と健一郎は憂うつになる。

 その夜、健一郎はさっそく鳴海の気まぐれに振り回されることに。鳴海から突然連絡があり、中華料理をおごれと要求してきたのだ。その日は佳乃(貫地谷しほり)が勤める雑貨店「アーニャ」のパーティーに顔を出す約束をしていた健一郎だが、一大プロジェクトを左右する鳴海の頼みを断るわけにもいかない。

 パーティー出席を渋々断念し、鳴海を中華料理店に招待した健一郎。ゆきえ(佐々木希)を連れて店に現れた鳴海は、大いに飲み食いした挙げ句、「偉そうにしているわりに自分が見えてない」などと健一郎に言いたい放題。こみ上げる怒りを抑えながら鳴海の暴言に付き合った健一郎は、ようやくモデルになることを承諾させ、日曜日に予定されている広告の撮影に必ず参加するよう約束を取り付ける。

 同じ頃、アーニャのパーティーに出席していた熊沢(田中圭)は、健一郎が来ないと知った佳乃の寂しげな様子を見て複雑な心境に。翌日、会社で健一郎を捕まえ、佳乃が好きなのは健一郎だと告げるが、当の本人は「まさかそんな」とうろたえるばかり。業を煮やした熊沢は、日曜に行われる鳴海の撮影の仕事は自分が代わってやると言い、健一郎には佳乃とデートするよう強引に約束させる。

 そして日曜日。佳乃と2人きりで出かけた健一郎だが、撮影のことが気になってデートに集中できない。そんな折、熊沢から入った知らせは、鳴海が撮影を前に逃亡し、姿を消してしまったというものだった…。

キャスト

スタッフ

■脚本
 尾崎将也

■プロデューサー
 吉條英希(関西テレビ)
 浅井千瑞(MMJ)

■演出
 植田 尚

■音楽
 澤野弘之
 和田貴史

■制作
 関西テレビ放送
 MMJ

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