第8回 2017年3月25日(土)放送 あらすじ

贖罪最後のターゲットは…悪魔が選択する驚愕の人生

『贖罪』
葉子(田中麗奈)は大塚(大倉孝二)と結婚し、一人娘をもうけ、富士山のふもとの町で小さな診療所を開き、医師を続けていた。実は、葉子は3年前、難波(中村蒼)が吉田(鈴木省吾)に託したICレコーダーが病院内で公になり、解雇されていた。

一方、小説家として頭角を現していた難波は、次回作に葉子を主人公とした物語を書こうと思い立つ。3年ぶりに神父(伊武雅刀)を訪ねた難波は、神父の退院後に葉子が教会に来たことを聞く。難波が葉子に会いにいくことを知った神父は「おそらく今は眠っているであろう悪魔が覚醒していないか、慎重に見定めてほしい」と忠告する。

そのころ葉子の診療所には、思いがけない人物が訪れていた。それは、以前病院で葉子に散々な目にあわされたあの女だった。娘を盾に葉子を脅し、土下座をさせて金を取り「またすぐに来る」と言い去っていった。

難波は葉子の病院の同僚だった医師たちに話を聞いていく。すると、葉子が以前そそのかした女児が病院で悲惨な事件を起こしていたことがわかる。その女児の父・竹居道明(坂上忍)と葉子が話をしていたと聞いた難波は、贖罪で病院を訪れていた竹居を訪ねた。

一方、刑務所に服役している芳賀(篠原篤)は、葉子の悪魔としての第二章が始まったと嬉々として話す。葉子が考えているのは、常人には理解できない悪魔的贖罪だと……。葉子に関わってきた人々に会い、考えを巡らせた難波は、葉子の診療所へと向かうのだった。

キャスト

大河内葉子: 田中麗奈
難波聖人: 中村蒼
芳賀明善: 篠原篤
吉田誠: 鈴木省吾
渡来倫子: 福田ゆみ
浅川純: 瑛蓮

竹居道明: 坂上忍

小林照美: 朝加真由美

大塚光: 大倉孝二
神父: 伊武雅刀

スタッフ

【企画】
横田誠(東海テレビ)

【原作】
遠藤周作『真昼の悪魔』(新潮文庫刊)

【脚本】
香坂隆史

【音楽】
大間々昂
兼松衆
田渕夏海

【主題歌】
倖田來未「On my way」(rhythm zone)

【演出】
森雅弘

ほか

【協力プロデューサー】
市野直親(東海テレビ)

【プロデュース】
遠山圭介(東海テレビ)
高橋史典(ケイファクトリー)
馬場三輝(ケイファクトリー)

【制作著作】
ケイファクトリー

【制作】
東海テレビ

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