第9回 2003年9月1日(月)放送 あらすじ

#9 別れの予感

 鈴木恭一(滝沢秀明)は、ついに自分の想いを片岡するみ(長谷川京子)に告白した。 『ブルックリン・ハイツ』で、恭一は住人の市ヶ谷翔(小堺一機)、松野しずえ(真矢みき)、大杉一馬(嶋田久作)に、告白したことをなぜか報告。恭一によると、するみの返事は「ありがとう、キョン」だけ。あまりにも、微妙な返事だとしずえは首をひねる。
 一方、するみも清水萌子(松尾れい子)と館林伸吾(志賀廣太郎)に同じ事を報告。するみは、いつになく男らしい恭一の告白にドギマギしてしまい、ありがとうと言うのがやっとだったらしい。そして、今でも自分の気持ちがよく分からないと言う。萌子が、気持ちを整理してあげようとすると、するみは嫌がり出て行ってしまう。去り際のするみに、萌子は恭一に会うなら茶化したりふざけたりしたらダメだと釘を刺した。するみが行ってしまうと、萌子は館林に彼女の“気持ち”を話し出す。
 するみの“行ける場所”は、恭一の部屋しかない。だけど、なんとなく行きづらくもあり、マンションの前で逡巡し戻ろうとする。と、その様子を偶然窓から見ていた恭一が追いかけてきた。するみは物陰に身を潜めるが、すぐに見つかってしまう。そのまま、近くを散歩する恭一とするみ。だが、自分の“気持ち”の整理がつかないするみは、告白の話になるとどうしても恭一を茶化してしまい、ちょっとした口ゲンカになってしまった。背を向けて歩き出す2人だが、恭一もするみも自分自身にあきれてしまう。
 その後、するみはバー『エス』へ。するみは、居合わせた倉本正太郎(森本レオ)としずえに自分の今までを話す。しずえは、するみが恭一を好きになったことを指摘。だが、するみは恭一に自分はふさわしくないと、寂しそうに答えた。
 夜になると、恭一は本田義孝(緒形直人)のマンションへ。そこには、島田理恵(小西真奈美)もいた。2人を前に、恭一はするみに告白したことを報告。また、自分とするみがどうして知り合ったのかも正直に話す。
 夏休みも終わろうとしていて…。本田の事務所でのオープンデスクも最終日を迎えた。打ち上げに行こうと言う中野隆志(小泉孝太郎)を制して、恭一は今村景子(島谷ひとみ)と2人きりになる機会を作った。するみに告白した恭一は、景子に言わなければならないことが…。一方、バー『エス』で働くするみのもとにも、1人の男が訪ねてきて…。

キャスト

鈴木恭一(21) …滝沢秀明
片岡するみ(26)…長谷川京子
島田理恵(28) …小西真奈美
今村景子(21) …島谷ひとみ
中野隆志(24) …小泉孝太郎
松野しずえ   …真矢みき
大杉一馬    …嶋田久作
清水萌子    …松尾れい子
館林伸吾教授  …志賀廣太郎

長野 渉    …白井 晃

倉本正太郎   …森本レオ
市ヶ谷翔    …小堺一機
    ・
本田義孝(34) …緒形直人

スタッフ

■プロデュース
高井一郎(フジテレビ制作センター)
■演出
永山耕三(フジテレビ制作センター)
澤田鎌作(フジテレビ制作センター)
■音楽
Sin(ポニーキャニオン)
■制作
(株)フジテレビジョン 制作センター

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