第10回 2003年9月8日(月)放送 あらすじ

#10 号泣のラブレター

 自分の大好きな場所で、鈴木恭一(滝沢秀明)は改めて片岡するみ(長谷川京子)に告白した。だが、するみの返事は夫のもとに戻ることにしたので、恭一の気持ちには答えられないと言う。去っていくするみを、恭一は追いかけられなかった。
 それでも恭一は、するみへの想いを捨てられない。そのために、今村景子(島谷ひとみ)との関係を清算しようとする。大学のキャンパスで景子をみつけ、別れを切り出そうとする恭一。しかし、景子は絶対に別れないと受け付けない。その様子を見ていた中野隆志(小泉孝太郎)は、恭一を呼び出して最低だと罵った。恭一は、隆志の言葉に逆らえない。その頃、するみは清水萌子(松尾れい子)に別れを告げ、どこかに旅立とうとしていた。
 落ち込む恭一は、警備アルバイトの先輩、倉本正太郎(森本レオ)を訪ねた。と、そこに市ヶ谷翔(小堺一機)と大杉一馬(嶋田久作)が来る。2人は松野しずえ(真矢みき)から恭一をバー『エス』に連れてくるよう言われたのだ。するみがこの日で店を辞めると聞いても、行くことをためらう恭一。しかし、恭一は最低の男になりたくないなら、するみに会いに行くようにと倉本に言われ、ようやく重い腰を上げた。
 『エス』では、いつもと同じように明るくするみが働いていた。しばらくすると、しずえはするみに仕事を終わらせ、恭一に送って行くようにと告げる。2人が出て行くと、市ヶ谷と大杉は、互いに“ある問題”を言うべきだったかどうかに悩んでいた。しずえも知らなかったのだが、市ヶ谷たちはするみが正式に離婚したことを知っていたから…。
 もう一度、するみと2人きりになる機会を得た恭一。だが、恭一の口から出てくるのはたわいのない話しばかり。別れ際に、やっと現在が幸せかどうかと尋ねることが出来るのだが、するみにうなずかれてしまうと、言葉の接ぎ穂がなくなってしまった。
 その翌日『ブルックリンハイツ』では、市ヶ谷と大杉がまだ悩んでいた。恭一に、するみの本当の事情を話すべきかどうか…。そして、ようやく結論を出す。市ヶ谷たちから話を聞いた恭一は…。

キャスト

鈴木恭一(21) …滝沢秀明
片岡するみ(26)…長谷川京子
島田理恵(28) …小西真奈美
今村景子(21) …島谷ひとみ
中野隆志(24) …小泉孝太郎
松野しずえ   …真矢みき
大杉一馬    …嶋田久作
清水萌子    …松尾れい子
館林伸吾教授  …志賀廣太郎

倉本正太郎   …森本レオ
市ヶ谷翔    …小堺一機
    ・
本田義孝(34) …緒形直人

スタッフ

■プロデュース
高井一郎(フジテレビ制作センター)
■演出
永山耕三(フジテレビ制作センター)
澤田鎌作(フジテレビ制作センター)
■音楽
Sin(ポニーキャニオン)
■制作
(株)フジテレビジョン 制作センター

バックナンバー