傷だらけのラブソング

傷だらけのラブソング

放送内容

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2001年12月18日(火)放送終了

番組紹介

 チェーン展開しているラーメン屋のカウンターで主人公、吉村浩輔(高橋克典)が搬入された食材を黙々とチェックしていた。その時、「すげえ」と店員がつぶやいた。トップ10のうち3曲が江崎正彦(金子 賢)のプロデュースに驚いていた。「店長はどんな歌、聴くんですか?」「歌? 別に聴かないな…」。何の目的もなく、ただラーメン屋の店長の仕事をこなす浩輔も実は江崎も憧れるほどのヒットプロデューサーだった。ある事件が起きるまでは…。
  今はそのことにまるで触れられたくないかのようにひっそりと暮らしている。浩輔には腹違いの妹、川原由佳(加藤あい)がいる。半年前に由佳の母が亡くなり、唯一の身寄りである浩輔を頼って上京してきた。作曲家を目指して音楽の専門学校に通っている由佳は浩輔の今の姿に幻滅しており、何とか立ち直って欲しいと願っている。
  由佳のアルバイト先のカラオケ店に江崎が偶然遊びにやって来た。由佳は兄の浩輔の再起のきっかけにならないかと、江崎に自分は吉村浩輔の妹だと伝えてしまう。浩輔の才能を知る江崎は、浩輔が自分の地位を陥れる存在にならないかを確かめるため、由佳を使って会うことにした。「お世話になった吉村さんがどうしていらっしゃるのかと思いまして、音楽の活動は何か?」「俺が落ちぶれて、ひどい生活してるのを期待して見に来たんじゃないのか?」「時々プレッシャーに負けそうになることもあるんです。そんな時思うんです。俺は盗作なんか絶対しないって…。それが俺の自信です」。浩輔が音楽業界を去ったのは、盗作疑惑をかけられたからだった。「どうせ吉村さんが業界に戻ることなんてありえないんだから俺があなたの分まで頑張りますよ」。皮肉たっぷりに江崎は浩輔に言った。「忘れるしかない…。捨てるしかない…」。
  一番大切な音楽を裏切った自分に対する嫌悪が浩輔の頭の中をよぎっていた。ふと夜空を見上げると女性の歌声が聞こえてきた。引き寄せられるかのように歌声の方に歩み寄ると一人の少女が夜空に向かって歌っていた。彼女は島崎未来(中島美嘉)。札付きの不良少女で、数日前に由佳を恐喝していたが、月の光に照らされた彼女の表情はまるで別人のように落ち着いていてとても美しいものだった。その歌声に浩輔は忘れようとしていた、心の奥底に仕舞い込もうとしていた“何か”を揺さぶられるような衝撃を感じた。彼女となら自分は変われるかもしれない…。浩輔は暗闇に消えた彼女を必死に追いかけた。それは、まるで自分の見えない未来を追いかけるかのように…。

出演者

吉村浩輔(36) … 高橋克典
川原由佳(20) … 加藤あい
島崎未来(18) … 中島美嘉
加藤佐和子(25) … 畑野浩子
坂井圭司(35) … 石原良純
工藤康之(50) … 西岡徳馬
島崎 綾(38) … 川島なお美
江崎正彦(30) … 金子 賢

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