第2回 2007年7月7日(土)放送 あらすじ

 椎葉歩(北乃きい)は、佐古克己(細田よしひこ)に振られたショックで踏み切りに飛び込んだ安西愛海(福田沙紀)を間一髪のところで救い出した。その場で大好きな人と克己のお嫁さんになる夢もなくなったと泣き崩れる愛海にかける言葉がみつからない歩。
 翌日、愛海は学校を休むが1年2組の黒板には廣瀬倫子(星井七瀬)を中傷する文字が書かれていた。慌てて消す倫子を、歩はどうすることもできず切なく見つめるだけだ。同じ頃、佐古建設の社長で克己の父・敏克(勝村政信)の元へ愛海の父・大治郎(小野武彦)が訪ねてきた。愛海へ別れを切り出した克己のことを敏克に激しく責める大治郎。その夜、敏克は克己に暴行を加えて愛海とよりを戻すように命令をする。
 翌日、愛海は学校へ来るが克己に無視されたことで倒れて保健室に運ばれた。愛海から別れの理由が知りたいと言われた歩は、放課後、克己の元へ行き理由を尋ねるがはっきりとした答えが得られない。雨の中、傘もささずに必死にくらいついてくる歩に克己は傘を貸すからと家へ誘う。仕方なく家に入る歩だが、その様子を倫子が携帯の動画でこっそり撮影していたことには気付かなかった。克己の部屋に通された歩は1冊のアルバムを発見する。そこには驚くべき写真の数々が貼ってあった。慌てて元に戻す歩だが、そこに克己が現れる。写真を見られたことを知った克己は豹変し、いきなり歩に襲い掛かる。歩の自由を奪った克己はハサミを取り出して…。
 一方、高校の同窓会に出席していた椎葉文子(真矢みき)は、同級生だった敏克と再会していた。敏克の名刺の“代表取締役社長”の文字を見ながら、ぎこちない笑顔を浮かべる文子。
 やっと克己から開放され、雨の中をふらふらと家路につく歩に傘がさしかけられた。羽鳥未来(関めぐみ)だ。歩に傘を渡すとアルバイト中の喫茶店へ戻っていく未来。翌日、歩は未来がバイトする喫茶店へ寄って傘を返すと不安な気持ちを抱えたまま学校へ行くが、そこで愛海が声をかけてきた。愛海は見せたいものがあると歩を連れ出す。その頃、校舎裏では倫子が歩と克己の姿を映した動画を岩本みどり(末永遥)らに見せていて…。

キャスト

椎葉 歩 … 北乃きい
安西愛海 … 福田沙紀
佐古克己 … 細田よしひこ
       *
篠塚夕子 … 大沢あかね
       *
廣瀬倫子 … 星井七瀬
薗田優樹 … 北条隆博
羽鳥未来 … 関 めぐみ
平岡正子 … 酒井美紀
戸田和佳絵 … 瀬戸朝香
椎葉文子 … 真矢みき

スタッフ

■原作
 すえのぶけいこ
 「ライフ」(講談社「別冊フレンド」)

■脚本
 根津理香

■演出
 谷村政樹

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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