第10回 2007年6月14日(木)放送 あらすじ

少年の立つ法廷

 珠子(菅野美穂)は、喜里丘中学校の熊沢(佐藤二朗)に、学校内でいじめがあることを認めさせる。あらかじめこうした事態も予測していた直之(谷原章介)は、戦略を変えようと副校長の雨木(風吹ジュン)に提案した。それは、学校内でいじめがあったことは認めながらも、明日香(志田未来)の死はあくまでも事故であると主張するというものだった。しかし雨木は、いじめはなかったという主張は変えない、と譲らなかった。重要なのは裁判に勝つことではなく、学校と、残った生徒を守ることだというのだ。それでも、耕平(伊藤淳史)や早紀(真木よう子)ら教師たちは動揺を隠せなかった。生徒たちから明日香のことを質問されても、もはや耕平たちには、どう答えればいいのかわからなくなっていたのだ。法廷を後にしようとしていた珠子の前に現れたのは、兼良陸(冨浦智嗣)の母・由香里(渡辺典子)だった。由香里は、裁判のせいで陸が傷つけられたと激しく珠子を非難すると、法廷の場で本人の口から無実を証言させる、と言い出す。訴訟は学校側の管理責任を問うものであり、生徒を巻き込むつもりはない、という珠子の説得にも耳を貸さなかった由香里は、陸を法廷に立たせてしまう。同じころ、朋美(谷村美月)は、学校近くの道で不審な男を目撃する。それは、雨木の息子・音也(五十嵐隼士)だった。

キャスト

菅野美穂
  ・
伊藤淳史
真木よう子
酒井若菜
大倉孝二
水嶋ヒロ
佐藤二朗
五十嵐隼士
前川泰之
  ・
志田未来
谷原章介
  ・
風吹ジュン

ほか

スタッフ

■脚本
 坂元裕二

■演出
 河毛俊作

■プロデュース
 鈴木吉弘
 菊地裕幸

■音楽
 岩代太郎

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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