放送内容詳細 福岡県久留米市の田園地帯に建っている一軒家のそばに、ある日の夜、1台の軽自動車が止まっていた。乗っているのは田中直子(大竹しのぶ)、秋川美奈子(寺島しのぶ)、村井香澄(坂井真紀)。しばらくして安藤康子(木村多江)に呼ばれた3人は家に入り、眠っている男の鼻に医療用の胃チューブを挿入してウイスキーを流し込む。黙々と作業を進め、男の心拍が止まったことを確認した3人は家を後にする。そこは康子の実家であり、殺された男は康子の夫・安藤敦(寺島進)であった。直子・美奈子・香澄・康子の4人は10代のときに清愛看護専門学校で出会い、卒業してからはそれぞれの道へ進んでいた。美奈子は28歳のときに直子と再会。心身ともにボロボロの状態だった美奈子は、直子からいたわりの言葉をかけられ、心を開いていく。2人は一緒に暮らすようになり、直子の持っている“ある秘密”を知らされ、美奈子は徐々に直子の言葉を信じ、従属し、特殊な関係を結んでしまう。直子は、香澄が病院でトラブルを抱えて追い込まれたときに解決してやり、美奈子と同様に香澄を手なずけていた。また康子が夫の浮気を疑っていることを知り、用意周到な方法で夫に対して殺意を持つようにそそのかす。そして4人はついに、「人殺し」という一線を越えてしまうことになる。果たして直子に関わったせいで人生を狂わされた看護婦4人の人生の結末は…? 閉じる もっと見る 出演者 田中直子…大竹しのぶ秋川美奈子…寺島しのぶ村井香澄…坂井真紀○岩田…眞島秀和総婦長…木野花民代…白川和子弁護士…森本レオ村井…利重剛配膳係…広岡由里子小田浩太…丸山智己秋川八千代…大方斐紗子○田中明…松重豊安藤敦…寺島進○安藤康子…木村多江小田美津…吉行和子 スタッフ 【原作】森功『黒い看護婦―福岡四人組保険金連続殺人―』(新潮文庫刊)【脚本】神山由美子【編成企画】太田大(フジテレビ)【プロデューサー】黒沢淳村上研一郎【企画協力】新潮社【制作】フジテレビ【制作著作】テレパック