浅野ゆう子「晴海コンパニオン物語」8/30 O.A.
浅野ゆう子
数々のトレンディドラマで一世を風靡した女優・浅野ゆう子さん。
きっかけの番組は「抱きしめたい!」か「ハートに火をつけて」か…と思いきや、意外にもその答えは『晴海コンパニオン物語(1988)』。
女優としての道を模索していた浅野さんが、フジテレビで初めての主演ドラマとして出演した2時間ドラマでした。完成からおよそ1年後に放送という、あわやお蔵入りになりかけた作品。
しかし、そのドラマに出演したことで、浅野さんの女優観は大きく変わったと言います。
浅野さんが演じたのは等身大の若いコンパニオンの役。便器に髪をつけてのトイレ掃除のシーンなど、それまで抱いていた華やかな女優のイメージを覆す役どころ。
さらに大きな刺激となったのが、女優・室井滋さんとの初共演!
「えっ?この人、女優?──って思ったぐらい普通なんですよ」
滑舌良く華のある演技──そんな浅野さんが抱いていた女優のイメージとは正反対。ハッキリしない台詞まわしをしたり、肩肘張らない自然体の演技に衝撃を受けたそうです。
その後のトレンディドラマで数々の主人公を自然体で演じられたのも、このドラマの経験があったからこそ。今でも演技に迷った時には見ることがあると、テープ持参で語ってくれた浅野さん。
『晴海コンパニオン物語』は女優に目覚めるきっかけであり、大切な宝物だそうです。
浅野ゆう子さんが『人生の宝物』と語る、女優としての自由に目覚めるきっかけとなった番組とは?!
BACK
コピー禁止 このページに掲載されている写真はすべて著作権管理ソフトで保護され、掲載期限を過ぎたものについては削除されます。無断で転載、加工などを行うと、著作権に基づく処罰の対象になる場合もあります。なお、『フジテレビホームページをご利用される方へ』もご覧下さい。
copyright