第6回 2012年5月21日(月)放送 あらすじ

舞台を密室にした犯人の話

榎本径(大野智)は、青砥純子(戸田恵梨香)に誘われて、水城里奈(能年玲奈)が出演する「密室に囚われた男」という舞台を見に来た。
観劇後、里奈の楽屋を訪ねると劇団員たちが慌ただしい。純子が聞くと、下手の楽屋で薬師寺(山中聡)という役者が頭から血を流して死んでいたという。薬師寺は、演劇の前のパフォーマンスパートに出演していた。死亡した薬師寺のそばには、凶器と思われる木刀と血に染まった「密室に囚われた男」のチラシがあった。
事件から3日が経ち、容疑者のひとりに劇団員で里奈の恋人の井岡(桐山照史)が浮上していた。
純子から事件のことを聞いた芹沢豪(佐藤浩市)は、榎本を呼べと指示する。
劇場では、すでに練習が再開されていた。そこにやってきた榎本、純子、里奈を演出の畑山(堀内敬子)、脚本家兼役者の鬼塚(坂本昌行)が迎えるが、無愛想な畑山はどこかへ行ってしまう。純子は、楽屋には上手と下手があるのに、なぜ薬師寺だけが下手にいたのか、と鬼塚に尋ねる。鬼塚はそこが薬師寺専用になっていたと明かした。
薬師寺の楽屋に行くには、売店があるロビーを通るか、舞台上を横切るしか方法がない。演劇の上演中で、売店にも人がおり、客席にも200人の観客がいるなか、犯人はどうやって密室状態の薬師寺の楽屋に入り殺害したのか。
純子、芹沢に聞かれた榎本は、この密室は破れないかもしれないと言い…。

キャスト

榎本径:大野智

青砥純子:戸田恵梨香

鬼塚隼人:坂本昌行

畑山奈緒:堀内敬子

井岡祐樹:桐山照史

薬師寺剛史:山中聡

水城里奈:能年玲奈

水城重治:清水紘治

芹沢豪:佐藤浩市

ほか

スタッフ

【原作】
貴志祐介

【脚本】
西田光志

【プロデュース】
小原一隆

【協力プロデュース】
中野利幸

【演出】
松山博昭
加藤裕将
石井祐介

【音楽】
Ken Arai

【制作】
フジテレビドラマ制作センター

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