みどころ

季節を問わず、日本の食卓には欠かせない「お豆腐」。
いろんなお料理がありますよね〜。

元禄の昔から、白米、大根、豆腐は、
「江戸の三白」と呼ばれ、庶民の大好物。
なかでも豆腐は、当時の「好きな食べ物ランキング」でも、
1位になるほど大人気でした。

そもそも豆腐は、仏教の修行をした僧侶たちが、
中国から持ち帰ったのが始まり。
彼らは肉食がタブーだったため、貴重なタンパク源である
豆腐を、美味しく食べる方法を考えました。

それが精進料理。
けんちん汁は、細かく崩した豆腐が
具だくさんに見えて、食べても大満足!
他にもいろんな料理を創り出し、
お寺から庶民の食卓へと広がったのです。

ところで、豆腐を「やっこ」というのはナゼ?

江戸時代、大名行列の先頭に立つ人のことを
「やっこ」と呼んでいました。
その半纏をよーく見ると、四角い形の文様が…。
そう、この形がお豆腐に似ていたからなんですね〜。

大奥には、包丁さばきの試験があったー!

「将軍家のお料理に粗相は許されぬ。」
「その包丁で豆腐をマス目に切ってみよ」
「いざ! 参ります!! たぁっ!!」

シャッ!シャッ!(切れる音)

「お見事!豆腐が細かく切れているので合格!」
みんなはできるかな〜?

貴重な栄養源として、いろんなお料理で食卓を彩るお豆腐。
その味わいに感謝して…いただきまーす。

高野山真言宗 瑞應山 蓮華院 弘明寺
金沢八幡大名行列 実行委員会
国立国会図書館

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