みどころ
おやつで食べたり、お土産として贈ったり…。
もなかは、日本人のだーい好きな和菓子ですよね〜。
「もなか」と言えば、サクッとした皮と
餡子の取合せが絶妙だけど、そもそも「もなか」は、
この「もなか種」と呼ばれる皮の部分がメイン!
おせんべいのように食べていました。
それが江戸時代後期に、餡子とドッキング!
これが大ヒットして、
まとめて、「もなか」と呼ばれるようになりました。
ちなみに「もなか」という名前は、
「最中の月」と呼ばれていた満月が由来。
宮中のお月見で、丸いお菓子を出したところ、
「お? 最中の月に似ているな〜」と誰かが言ったのが
始まりだとか。
そんな「もなか」を作るには、なにやら秘密があるみたい。
さっそくお店で聞いてみると…
「もなかは種と餡を別々の工程で作っているんですよ」
え?お菓子屋さんで一緒に作るんじゃないの??
実は、「もなか種」は、専門のお店で作られているんです。
原料となるもち米からお餅を作り、
それを型に入れて、焼きあがればできあがり!
サクッとした食感が生まれます。
そして、和菓子屋さんで餡子を入れますが、
この時、種がしんなりしないよう、
もなか専用に作られているんですって。
手間、かかってますね〜。
日本を代表する和菓子には、
素材を活かす匠の技がありました。
その素晴らしい技術に感謝して…いただきまーす。
東京・葛飾区 株式会社 種武
東京・芝大門 芝神明 榮太樓
