見た目にも涼しげで、さっぱり食べられる冷やし中華。
夏バテの季節には、うれしい存在ですよね〜。
冷やし中華の麺は、小麦粉が原料の中華麺。
しかし、「中華」とはいうものの、
実は、日本で生まれた料理なんです。
元祖のお店がコチラ、「揚子江菜館(ようすこうさいかん)」。
2代目のご主人、周さんは意外や意外、ざるそばが大好物。
好きが高じて、家では冷やし中華麺に
ゴマダレをかけて食べていました。
「うーん、この冷たい麺を店でも出せないものかな…」
しかし、そのままメニューに加えても、
当時の日本人には、ちょっとしつこい。どうすれば…。
「そうだ!酸っぱい甘酢なら清涼感があるぞ!」
試してみると…「う、うまい!」
冷やし中華、誕生の瞬間でした。
ちなみにこの形は、富士山を表してるんだとか。
まさに「メイド・イン・ジャパーン!」な料理なんですね〜。
冷やし中華の具と言えば、夏野菜の代表・キュウリが定番。
涼しげで、シャキシャキしてて、
甘酢のタレとの相性もいい感じ。
「キュウリには、そのままだとビタミンを破壊する
酵素が含まれていますが、酢と一緒に調理する
ことで、その働きを弱めることができます。」
そういえば、酢のものやピクルスもその組み合わせ。
おいしいものには、意味があるんですね〜
夏に嬉しい、冷やし中華。
いろんな食材を一緒に食べられる
日本生まれの味に感謝して…いっただきまーす。
「千夜千夢」(NBCD-1001 泪橋レコーズ)♪仲田まさえ
「思わぬトラブル」(AVCD-17484 AVEX)♪篠崎正嗣グループ
「大忙し・・・」(AVCD-17484 AVEX)♪篠崎正嗣グループ
「琥珀の道」(COCQ-84474 COLUMBIA)♪KOBUDO
「あなたに冷やし中華」(TFCC-89176 TOY’S FACTORY)♪ケツメイシ
東京都・神保町 揚子江菜館
赤堀栄養専門学校 管理栄養士 町田順一教授
