清涼感のある酸味と、ほのかな甘さのハーモニー…
夏みかんには、独特の魅力があるんですよね〜。
あなたは夏みかんをいつ頃食べますかぁ〜?
実は夏みかんの「旬」は、旧暦の夏。
ちょうど今頃から6月の終わりくらいまでが
食べ頃なんですね〜。
冬に食べる温州みかんも夏みかんも、
春に花が咲き、秋に実が色付くのは同じ。
ところが温州みかんは、寒い時期に収穫するのに対し、
夏みかんは、一冬越さないと甘くならない、のんびり屋さん。
だから、収穫する時には、
もう次の花が咲いている…なんて事もあるそうよ。
明治時代。山口県の萩では、
職を失った武士たちが怒っていました。
「どうして俺たちには…仕事がないんだぁ〜!」
そんな中、同じ境遇の小幡高政(おばた たかまさ)だけは
自宅の庭で、黙々と夏みかんの木を育てていました。
「おい!このご時世に、何をやっている!」
「黙れい!」
「ここは夏みかんを育てるのに気候も良く、
武士の家には海風をよける土塀もある。
みんなで育てて、『萩』の名を全国に響かせようぞ!」
こうして萩の地では、夏みかんの栽培が盛んに。
今では、「夏みかんの元祖の地」…と、呼ばれるように
なりました。
瑞々しい甘酸っぱさは初夏の味。
そんなおいしい夏みかんを育てるみなさんに感謝して…
いっただきまーす。
使用楽曲
「song bird」(Hccd-9520 highcontrast records)♪pecombo
「甘い夏みかん」(mscd‐0013 musicspace)♪平松英子/中川賢一
「鬼神」(TOCT‐26011 EMImusic)♪NHK交響楽団
「はじまり」(TOCT‐26011 EMImusic)♪NHK交響楽団
「DIAMONDO DUST MEMORY」(TOCT‐26011 EMImusic)♪NHK交響楽団
静岡県 JAしみず/清水農協柑橘委員会
萩博物館
萩市観光協会
