みどころ

いつの間にか私たちの食卓で
お馴染みになっていたキノコ・エリンギ。
クセのない味と、歯ごたえのある独特の食感が
たまりませんよね〜。

そもそもエリンギは、ヨーロッパを中心に食べられていた
名もなき食用キノコだったんです。
乾燥した気候の草原に咲く「エリンジウム」という植物の
枯れた根っこにだけ生えてくるんですって。

  日本で栽培されるようになったのは1993年。
キノコの宿るエリンジウムが自生していないので、
菌糸を埋め込んだ培養ビンで育てられています。

ビンの中いっぱいに菌糸が張ったら、
一度切って、成長のため刺激を与えるんだそうです。
そして病気にかからないよう、キレイな空気の中で
大きくなるのを見守ります。
菌を植えてから、およそ50日。
立派な姿になりました!

いよいよデビュー!が、その時、問題発生!!
名前がない!?
山の多い地方では、
「ミヤマシメジ」なんて呼ばれたり…
ほのかな香りがする!…ってんで、
「カオリヒラタケ」と呼ばれたり…
 はたまたその食感がアワビに似ていることから、
「シロアワビタケ」!…なんてことになったり…。

だけど最終的には花の名前から「エリンギ」で定着。
広く世間に知られるようになりました。

いまや国産キノコの1割を占めるエリンギ。
愛情こめて育ててくれる人たちに
感謝して…いただきまーす!

使用楽曲 「ate londres」(JTCP-1006 Sol Bossa Records)♪Pecombo
「Era de Maggio」(BNSCD875 BEANS RECORDS)Napoli Mandorin Orchestra
「My Name is」(SICL110 Sony Music Japan)♪Kanon
「Main Thema」(VPCD-81562 Vap)♪中塚たけし
「Beautiful name」(COCA-10349 COLUMBIA)♪ゴダイゴ

平尾花卉
長野県中野市 有限会社 ケーアイ・オギワラ
愛知県林業センター

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