みどころ

秋に実る果物の代名詞と言えば柿。
見ているだけで、郷愁を誘いますよね〜。

そんな柿は、もともと、ぜ〜んぶ渋柿で、
そのままだと、とても食べられないものでした。

そこで考え出されたのが…「干し柿」。
こうしてじっくり水分を抜くと、
中の渋み成分が、口に入れても溶け出さず、
渋みを感じなくなるんだって。

一方、甘柿はなんと、日本で発見されたんだって!

きっかけは、川崎市にある「王禅寺」というお寺でした。

ある日、戦(いくさ)で焼けてしまったお寺を建て直すため、
住職が山で木を探していると…
実をつけている柿の木を発見。
思わず、ほおばると…
「この柿は干してないのにあま〜〜〜い!」

こうして、この甘柿は、「禅寺丸柿」と名付けられ名物に!
その味が評判を呼び、
次々と栽培されるようになったとさ…。

今でこそお茶には和菓子が定番だけど、
砂糖が出回る江戸時代までは、
干し柿や甘柿が定番となっていました。

さらに、大事なお茶会の席では、干し柿の表面に付く
「柿霜(しそう)」と呼ばれる白い粉だけを溶かして
お菓子を作っていたとか。贅沢…。

そこから、「今の和菓子の甘さは柿の甘さを基準にした」
…なんていう説もあるそうよ。

見ているだけで秋を感じる日本ならではの果物。
その素朴な甘みに感謝して…いっただきまーす。


「Feel like the good shose」(DDCF-7001  Poly star)♪Hideki Kaji
「渋柿」(CMF-001 フィオレンティーノ)♪熊谷 由美
「Shangri la」(PMR-0028 Pacific moon)♪Misa Johnouchi
「銀座 カンカン娘」(RRCA-21027 ROADRUNNER)♪PE'Z
「ハープとオーケストラの為の協奏曲 変ロ長調 第一楽章」
(UCCU-3049 UNIVERSAL)♪ジョニー トイペン

神奈川県・王禅寺

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