お彼岸の季節に欠かせないのは…、そう「おはぎ」。
日本では「和菓子」というより、
それぞれの家で作られた「家庭料理」として
受け継がれてきました。
春は「ぼたもち」、秋は「おはぎ」。
季節によって変わるその名前。
実は夏や冬にも、ちゃんと名前があったって知ってたぁ?
夏は「夜船」冬は「北窓」。
名前の由来は、その作り方。
普通、お餅はペッタンペッタンともち米をつきますが、
「おはぎ」の場合は、お米を手でこねるだけ。
だから「つき知らず」。ここがポイント!
夏の夜船は、周りが暗くて、
いつ着いたのかわからないから「着き知らず」
冬は、北側の窓から、
お月様が見えないので、「月知らず」。
これを、洒落っぽく
夏は「夜船」、冬は「北窓」と呼ぶようになったんだって。
さて、お彼岸のお供え物として
長い間、日本人に親しまれてきた「おはぎ」。
その小豆の赤い色には、
昔から、魔よけの力があると考えられていました。
確かに、小豆には、疲労回復・解毒作用があると言われ、
暑い夏や寒い冬を越したお彼岸の頃の体には優しい食べ物。
そんな効果を、経験から知った昔の人が、
小豆には「魔よけ」の力があると言ったのかもしれませんね。
四季それぞれに名前を持ち、
健康への願いもこめられたおはぎ。
感謝を込めて、いっただきまーす。
「さくらの木」(KICS 1240 KING RECORDS)♪真衣子
「Mon Cheve Amie」(WACE-5501 Wavble)♪CHING-DONG TSUSHINSHA
「WATARIDORI」(VICL 61247 VICTOR)♪TINGARA
「お彼岸」(TECD-25282 TEICHIKU RECORDS)♪竹田えり
株式会社すずらん本舗
