第5回 2006年5月11日(木)放送 あらすじ

バチスタ手術開始

 朝田龍太郎(坂口憲二)は加藤晶(稲森いずみ)から、バチスタ手術を行う患者の候補が決まったことを告げられる。拡張型心筋症の患者はふたりいて、ひとりは16歳の女子高生・村野里奈(東海林愛美)。もうひとりは55歳の主婦・奈良橋文代(江波杏子)。このままだと女子高生は余命半年、文代は余命3カ月らしい。差し迫って手術が必要なのは文代なのだが、危険が大きい手術になるため、加藤は、成功率の高い女子高生のほうを選ぼうとする。しかし病室をのぞいた加藤は、文代が8年前まで明真大学付属病院の看護師長だった人物だと分かった。
 そして加藤は、野口教授(岸部一徳)にバチスタ手術のメンバーを聞かれ、第二助手として伊集院登(小池徹平)の名前を挙げる。そして、本番前のテストとして、伊集院にある任務を与える。
 そんな中、加藤は文代の病室を訪ね、自分の若かりしときに世話になったお礼を告げた。彼女も、加藤が助教授まで昇りつめたことを喜ぶが、加藤はこの8年間の医局での毎日を振り返ると心苦しい。そして彼女には手術はせずに内科的治療を行うことを告げられず…。
 そして救命救急の鬼頭教授(夏木マリ)は加藤に、もしバチスタ手術が失敗したら、朝田を自分のところに欲しい、と告げる。また、北日本大学の霧島軍司(北村一輝)も万が一、バチスタ手術が失敗しても、その責任は朝田にかぶせるのだから大丈夫だろうと言う。
 しかし、加藤は必ずバチスタは成功させると言い放つ。そしてよもやの行動に…。

キャスト

坂口憲二
稲森いずみ
小池徹平
北村一輝
阿部サダヲ
水川あさみ
池田鉄洋
佐々木蔵之介
夏木マリ
岸部一徳

ほか

スタッフ

■原作
 乃木坂太郎
 『医龍~Team Medical Dragon~』
 原案/永井 明 取材協力/吉沼美恵
 (小学館刊 「ビッグコミックスペリオール」連載中)

■脚本
 林 宏司

■プロデュース
 長部聡介
 東 康之

■演出
 久保田哲史

■音楽
 河野 伸
 澤野弘之

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

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