いぬやしき
鮫島
全身に入れ墨をまとった極悪非道な暴力団員・鮫島は気に入った女性を見つけると拉致し、薬漬けにした上で乱暴することを繰り返していた。弁当屋で働くふみのは背は小さいが美人で、恋人の悟ちゃんからのプロポーズを受け、幸せな日々を思い描いていた。しかし、ある晩、ふみのは鮫島に目をつけられ、手下たちによって拉致されてしまう。ふみのは何とか鮫島の元から逃げ出し、悟の家に逃げ込むが、そこに鮫島たちが押し入ってくる。ふみのを守ろうと立ちはだかる悟の首に手をかける鮫島。その時、鮫島の凶行を察知した犬屋敷が駆け付けるが、鮫島に銃弾を撃ち込まれて昏倒してしまう。目を覚ました犬屋敷は鮫島の元へ急ぐ。会合中の鮫島をはじめ、居合わせた多数の暴力団員から銃弾の雨を浴びるとまた昏倒してしまう。しかしその直後、犬屋敷は無意識のまま機械の体が自動的に反撃を行った。意識を取り戻した犬屋敷は目と頸椎を撃ち抜かれてた暴力団員たちに人の命を軽く扱ってきたことへの反省を促す。その後、ふみのは犬屋敷に保護され、悟のもとに駆け出していった。