第9回 2008年12月15日(月)放送 あらすじ

涙の最終

 佳音(堀北真希)は、殉也(北川悠仁)に別れを告げ、故郷の長野に向った。佳音に関する記事が、週刊時潮に掲載されたことが原因だった。それは、週刊時潮の記者・池田(豊原功補)が、掲載を諦めて破棄したはずの原稿だった。
 佳音は、少年刑務所に服役中の兄・耀司(福士誠治)に面会を求め、6年前の事件のことをすべて思い出した、と告げる。さらに佳音は、付き添いの刑務官・藤堂(二階堂智)に、両親を殺したのは自分だと訴えた。耀司は、必死にそれを否定した。佳音が帰った後、藤堂に頼み込んでこっそり週刊時潮の記事の切り抜きを手に入れた耀司は、激しい怒りに震えた。
 同じころ、殉也は、佳音を追いかけて長野に向う準備をしていた。そこにやってきた美月は、殉也が長野に向おうとしていることを知ると、彼を部屋に閉じ込めて外から鍵をかけてしまう。殉也は、そんな美月に、子どもっぽいことをするのはやめろ、と訴えた。すると美月は、人には悪意があることを考えたことはないのか、などと言って、ドアの隙間から週刊時潮を押し込んで殉也に見せる。
 殉也は、その記事にショックを受けながらも、佳音に会いに行こうとする。殉也は、佳音には味方がいないのだから自分が行かなければならない、と美月に告げる。そんな殉也に対して美月は、いままで抑えてきた、殉也に対する思いをぶつけた。美月は、殉也が聖花(内田有紀)との結婚を決めたとき泣かなかったと思うのか、などと殉也に言い放つと、自分がずっと苦しんできたことに気づいてほしくて斬りつけようと思ったことさえある、と続けた。
 一方、佳音は、池田に連絡をとり、両親を殺したのは自分だと告白し、それを記事にしてほしい、と頼むが…。

キャスト

堀北真希
北川悠仁
香椎由宇
福士誠治
成宮寛貴
  *
平田 満
内藤剛志(特別出演)
内田有紀
豊原功補

スタッフ

■脚本
 浅野妙子

■プロデュース
 中野利幸

■演出
 加藤裕将

■音楽
 菅野祐悟
 MAYUKO

■制作
 フジテレビドラマ制作センター

■制作著作
 フジテレビ

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