HUNTER ハンター~その女たち、賞金稼ぎ~

第1回 2011年10月11日(火)放送 あらすじ

フツーの女たちが賞金稼ぎ!警察より先に解決よ

 井坂黎(米倉涼子)は35歳のCA。部長から退職勧奨をされ、キッパリ断ったものの、気分が冴えない。そんな時、空港でスリ事件が発生。後輩の本村純(桐谷美玲)とともに、見事スリを確保するが、被害者が全国指名手配中の強盗殺人犯だったため、捜査特別報奨金として100万円がもらえることになる。

 黎がマンションに帰ると、金融会社の男たちがたむろしていた。黎の妹・井坂茜(山口紗弥加)が、姉を保証人にして500万円を借りたまま行方をくらませてしまったのだという。茜が営んでいる小料理屋“春夏冬”(あきない)を訪ねていくと、和久井和美(堀内敬子)という料理手伝いの女性と遭遇。生活感が溢れていて、黎とは気が合わなそうだ。茜の娘・春(川島鈴遥)は小学5年生だが大人びた雰囲気で、母親が失踪したというのに、動揺した様子も見せない。

 警察署に出向いた黎だが、生活安全課の刑事・権藤猛(谷原章介)はまともに取り合ってくれない。権藤はどうやら、本庁捜査一課のエリート刑事・寺島(小泉孝太郎)と因縁があるようだ。黎は部長のしつこい退職勧奨を受け入れ、退職金で茜の借金を返済し、自分で茜を探し出すことを決意する。

 “春夏冬”の並びにあるスナックのママ・ひとみ(原幹恵)によれば、最近茜は店の客の男と話し込んでいたという。人並み外れた記憶力が武器の黎は、男の写真を見て、近所の工事現場にいた男だと気づくが、男は既に辞めていた。警察署に向かった黎と純は、愕然となる。その男は山本康夫(水橋研二)という指名手配犯で、女性を殺害し、死体を遺棄した罪で追われていたのだ。2人は必死に訴えるが、権藤は聞き流すだけだ。

 “春夏冬”に戻ると、黎は捜査報奨金を稼ぐバウンティハンター(賞金稼ぎ)をやろうと言い出す。山本を捕まえて報奨金を手に入れようというのだ。刺激が大好きな純はもちろん、和美も報奨金が100万円と聞き、乗り気になる。そこに、夫からDVを受けて失踪中の鈴木真知子(戸田恵子)も加わり、女たちのバウンティハンターチームが誕生する。

キャスト

スタッフ

■脚本
 伴 一彦

■演出
 村上正典(共同テレビ)
 佐藤源太(共同テレビ)
 白木啓一郎(関西テレビ)

■プロデュース
 河西秀幸(関西テレビ)
 後藤勝利(共同テレビ)
 川西 琢(共同テレビ)

■音楽
 山田 豊
 橘 麻美

■制作著作
 共同テレビ

■制作
 関西テレビ

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