第1回 2007年1月9日(火)放送 あらすじ

超人気少女マンガ家の正体は四兄弟

 月山夏世(釈由美子)は、ファッション誌の編集者。華やかなイメージとは裏腹に要領のいい後輩から仕事をふられ、真面目で努力家だが、損な役回りばかりのOL。今夜も28歳の誕生日を5年連続ひとりオフィスで迎えていた。「私の人生、このままでいいの…?」。ため息で吹き消すローソクの炎…。
 翌日、編集長・川村亮子(真矢みき)から、担当しているファッション誌の休刊が決まったと告げられる。突然全く興味のない分野の少女コミック編集部に異動させられた夏世は、超人気漫画家・花園ゆり子を担当するように命じられ、早速原稿を取りに行く。花園が住む豪華マンションへやってきた夏世を迎えたのは、少女漫画編集部一筋20年というライバル社の強面の田中一郎(寺島進)だった。奥の部屋には、アシスタントと思われる男性が二人。すると彼らから、漫画のイメージづくりのためにイラストに近いドレスを買ってくるように突然命じられる。新米編集担当という立場上、あらがうこともできない夏世はドレスを探しに店に出向くが、試着したドレスのファスナーが引っかかり脱げなくなってしまい、派手なドレス姿のままで街中をさまようはめに…。
 やっとの思いでマンションへ到着したが、今度は食事の支度をしろと命じられ、ついに夏世はブチ切れる。「私は花園ゆり子に会いにきたんです!」。
 すると「僕らが花園ゆり子ですけど?」と答えたのは、さっきから夏世をからかっていた男たち。背景担当で片岡家の長男・航(堺雅人)、顔に似合わず繊細なイラストを描く人物担当の次男・修(池田鉄洋)、端正なルックスと常識的な言動力から営業担当の三男・智(要潤)そして、智の恋愛経験をふくらませてストーリーを担当する四男・陽(本郷奏多)の四兄弟がひとりの漫画家として活動をしているのが今人気絶頂の漫画家「花園ゆり子」の正体だったのだ!
 そして、このことは絶対ヒミツにしなければならないと釘をさされる。驚く夏世だが、とにかく原稿の締め切りは明日の朝! 原稿を早く仕上げて欲しいと頼みこむが、四人の兄弟たちはもう今夜はできないと出て行ってしまう。

キャスト

月山夏世(28) … 釈 由美子
片岡 航(33) … 堺 雅人
片岡 修(30) … 池田鉄洋
片岡 智(27) … 要 潤
片岡 陽(18) … 本郷奏多
        /
田中一郎(43) … 寺島 進
川村亮子(38) … 真矢みき

スタッフ

■脚本
 永田優子

■演出
 小松隆志
 他

■プロデューサー
 吉條英希(関西テレビ)
 遠田孝一(MMJ)
 伊藤達哉(MMJ)

■制作
 関西テレビ
 MMJ

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