白衣のなみだ
妊娠と、乳がんの再発…。滴(水野美紀)は新しく生まれ出ようとしている命と、終わりに向かう自らの命、どちらに寄り添い、戦えばいいのか、答えを出せていなかった。再発を知らない良介(永井大)と一緒にいるのは辛く、病院に連日泊まり込んで医師としての務めを果たそうとする。
滴は当直中、体調不良の妊婦・菜月(映美くらら)を診察。彼女が初期の乳がんであることを突きとめる。夫・拓哉(松田賢二)も呼び、その事実を告知。しかし菜月は、担当医となった置田(長谷川朝晴)から、赤ちゃんを諦めて抗がん剤での治療をすすめられると、激しく取り乱してしまう。滴は両方の命が助かる方法はないのかと、置田に問うが、答えは明白で…。
そんな中、滴は末期がんの患者・安藤(山本陽子)から、病気になったおかげで一分一秒がより充実して感じられると告げられる。病気に感謝すらしているという安藤の言葉に、そんな気になれない滴は苛立ちを彼女へぶつけてしまい…。
滴は当直中、体調不良の妊婦・菜月(映美くらら)を診察。彼女が初期の乳がんであることを突きとめる。夫・拓哉(松田賢二)も呼び、その事実を告知。しかし菜月は、担当医となった置田(長谷川朝晴)から、赤ちゃんを諦めて抗がん剤での治療をすすめられると、激しく取り乱してしまう。滴は両方の命が助かる方法はないのかと、置田に問うが、答えは明白で…。
そんな中、滴は末期がんの患者・安藤(山本陽子)から、病気になったおかげで一分一秒がより充実して感じられると告げられる。病気に感謝すらしているという安藤の言葉に、そんな気になれない滴は苛立ちを彼女へぶつけてしまい…。