第4回 2010年11月2日(火)放送 あらすじ

私を罪に陥れた奴ら

 15年前の事件を担当した鑑識は三輪(モロ師岡)だった。三輪が失踪前に現れたという女子刑務所を訪れた万里(吉瀬美智子)は、三輪がそこに収監されていた芽衣子(菅野美穂)についてたずね、「かわいそうなことをした」ともらしていたことを知る。
 真島(玉木宏)はアンを預けようとペットサロンに向かうが、芽衣子はいなかった。彩乃(滝沢沙織)によれば、真島の来店を待たずに出かけてしまったという。真島を避けるような芽衣子の行動を不審がる彩乃に、琴美(横山めぐみ)は真島の「彼女」と名乗る万里(吉瀬美智子)が店に現れたことを告げ、2人の間に何かあったのではないかと気を揉む。
 芽衣子はIT会社の社長・金谷文則(山崎裕太)に狙いを定め、復讐の準備を進めていた。金谷の恋人でタレントの高橋遥(岩佐真悠子)に近づき、彼女の愛犬・シルクのトリミングを担当。自宅マンションに通ってシルクの手入れやしつけのアドバイスをしながら、遥の信頼を勝ちとっていたのだ。この日も遥のマンションに来ていた芽衣子は彼女の目を盗み、部屋にあった男物のジャケットのポケットにビスケットと白い粉薬が入った袋をしのばせる。
 同じ頃、オフィスに出勤した金谷は、秘書の堀陽介(桜井聖)から人気タレントの野村匡が覚せい剤で逮捕されたことを知らされる。芸能人と派手に遊び回り、野村とも親しかった金谷にも捜査が及ぶのではないかと心配する堀。だが、まったく動じる様子もない金谷は「俺は絶対捕まらない」と自信ありげに言い放ち、「金持ってるやつは法律でもなんでも曲げられる」とうそぶく。
 一方、真島は不審な死を遂げた松永(石丸謙二郎)が弁護士だったことから、15年前の事件の裁判に着目。東京地方検察庁に出向き、公判記録を調べようとするが…。
 その頃、遥のマンションでは、金谷のジャケットから粉薬の袋を見つけた遥が血相を変えていた。さらに芽衣子が、金谷が覚せい剤に手を出していることはすでに噂になっていると吹き込むと、遥は自分も疑われるのではないかと激しく動揺。金谷と連絡を断って身を隠すよう遥に助言した芽衣子は、見つかった薬の処分を引き受けると「その代わり、私の言うとおりにしてください」とあることを提案し…。

キャスト

スタッフ

■原案
 相沢友子

■脚本
 大久保ともみ
 平野悠希

■プロデュース
 吉條英希(関西テレビ)
 稲田秀樹(共同テレビ)

■演出
 小林義則(共同テレビ)
 植田泰史(共同テレビ)

■音楽
 住友紀人

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