第3回 2012年10月30日(火)放送 あらすじ

良多、母には言えぬ父の秘密を知る

良多(阿部寛)は森で見つけた小さな赤い三角帽子が気になって仕方がない。沙江(山口智子)には「萌江(蒔田彩珠)がクーナ探しに夢中だ」と言いながらも、こっそり1人で手がかりを探そうと「クーナ事務局」を訪れるが、そこで治(西田敏行)に見つかり歯の治療をされるはめに。治は「クーナはいない」と改めて否定し、良多の父・栄輔(夏八木勲)のクーナ探しもお金目当てだったのだろうと言う。
そんな中、良多は表紙に「クーナ」と書かれた古いノートを見つける。そこには栄輔の字で、良多が森で拾ったものとそっくりな赤い帽子のイラストが描かれ、見覚えのない空き地の写真が1枚はさまっていた。クーナにまつわる詳細な記述を頼りに、神社や廃墟など父の来たであろう道を歩く良多。やがてノートの中に父と治と、「久実」という見知らぬ女性の名前を見つけ、驚いてふと顔を上げると、目の前に菜穂(宮﨑あおい)が現れ…。
その頃、治は、ひとりでやってきた萌江から、「おじさんは見たの?クーナ」と問われる。わずかな沈黙のあと、「見たよ」と素直に認めた治は、さらには「探してみるか?探してみなくちゃ、いるかいないかわからないからな…」と萌江にやさしくほほ笑む。良多に対してとはまったく異なる態度をみせる治の心のうちは…。

キャスト

スタッフ

【監督・脚本】
是枝裕和

【プロデューサー】
豊福陽子(関西テレビ)
熊谷喜一(テレビマンユニオン)

【協力プロデューサー】
安藤和久(関西テレビ)

【音楽】
ゴンチチ

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