第2回 2012年10月23日(火)放送 あらすじ

妻は抜擢、夫は仕事干され逃亡?

倒れた父・栄輔(夏八木勲)が、故郷の長野でクーナという伝説の生き物を探していたと知り、妻の沙江(山口智子)は「ロマンチックじゃないの」と肯定するが、良多(阿部寛)は家族泣かせだった父ゆえに、どうせ金銭か女性目的だろうと勘ぐっていた。
そんなある日、企画したCMが採用され上機嫌だった良多は、上司の陽(伊藤洋三郎)から、今後の進行は部下の真田(新井浩文)に任せるからと、さりげなく有給休暇を取るよう勧められる。隣人の小林(バカリズム)からも「頭を下げるだけの調整役みたいなタイプは、不況のときに真っ先に切られる」と話しかけられ、ますます不安になる良多。
一方、娘の萌江(蒔田彩珠)は小学校で、沙江が作った弁当を友だちに売っていたことが発覚、1週間の謹慎になってしまう。そんな中、沙江には良多がライバル視している映画監督・山中(宅間孝行)から仕事が舞い込み、1週間の地方出張に出かけることになった。嫉妬にかられる良多だが沙江に行くなとも言えず、「俺の中ではあいつは映画監督だとは認めてないけどね」と負け惜しみを言うのが精一杯。
結局、家にも会社にも居づらい良多は、萌江を連れて父が入院する長野へ再び向かうことに。
そこで父と一緒にクーナ探しをしていたという菜穂(宮﨑あおい)と再会し、初めてクーナがいるとされる森へ足を踏み入れる。

キャスト

スタッフ

【監督・脚本】
是枝裕和

【プロデューサー】
豊福陽子(関西テレビ)
熊谷喜一(テレビマンユニオン)

【協力プロデューサー】
安藤和久(関西テレビ)

【音楽】
ゴンチチ

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