第4回 2015年2月3日(火)放送 あらすじ

原稿をください…失われた天才作家の誇り

いまやリサ(中谷美紀)が抱えている連載小説3本は、すべて由樹(水川あさみ)が書くようになっていた。神崎(田中哲司)から映画の原作小説はどうするのかと問われたリサは、せめてそれだけは自分で書きたいと申し出る。
由樹が自らの名前で出した小説「二番目のわたしへ」のほとんどが駿峰社へ返本されてきた。努めて明るく振る舞う由樹に、小田(三浦翔平)は、最初は誰でもこんなものだと励ましの言葉をかける。一方、真奈美(菜々緒)は、最近のリサの作風と、「二番目のわたしへ」が似ている、と言い出し、由樹の反応をうかがっていた。
リサのサイン会で書店へ来た由樹は、本当は自分が書いた小説がベストセラーコーナーに積み上げられているのをじっと見つめる。リサは、そんな由樹に、私たちは共犯者だと告げた。
常務室に呼び出された神崎は、鳥飼(石橋凌)から映画原作の遅れを指摘される。由樹ではなくリサに書かせようとしている神崎の意図に気付き苦笑いする鳥飼。神崎は、映画は必ず大ヒットさせる、とだけ鳥飼に返す。
リサのもとを訪れた神崎は、映画原作の進行具合を尋ねる。まだタイトルだけしか決まっていないと知った神崎は、もうこれ以上待たせるわけにはいかない状況だと、リサに告げ…。

キャスト

遠野リサ(女流小説家):中谷美紀

川原由樹(リサのアシスタント):水川あさみ

小田颯人(文芸雑誌編集者):三浦翔平

塚田真奈美(文芸雑誌編集者):菜々緒

岡野慎也(単行本編集長):羽場裕一

坪田智行(文芸誌副編集長):水橋研二

尾崎浩康(由樹の婚約者):小柳友

遠野大樹(リサの息子):高杉真宙
   ●
田浦美鈴(リサの秘書):キムラ緑子
   ●
遠野元子(リサの母親):江波杏子

鳥飼正義(常務取締役):石橋凌

神崎雄司(文芸雑誌編集長):田中哲司

スタッフ

【脚本】
橋部敦子

【編成企画】
増本淳

【プロデュース】
小林宙

【演出】
土方政人

【制作】
フジテレビ

【制作著作】
共同テレビ

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