第88回 2004年12月26日(日)放送 あらすじ

#88 シェリー・ブラゴ 新たなる門出

 ゾフィスはブラゴとシェリーに破れ、その野望は潰れた。しかしゾフィスは言う。「てめえらはオレに勝ったと思ってるだろ? 確かに本は奪われオレはボロボロだ…だけどココに幸せは戻らねえのさ」ココにはともに行った悪行の数々の記憶を残すとゾフィスは笑う。心優しいココは一生罪の意識にさいなまれ続けながら生きているのだ。と。
 シェリーにはゾフィスのその狙いがわかっていた。だからこそ、他の人にゾフィスを倒させる事をよしとしなかったのだ。
 ココからゾフィスとの記憶を消せと迫るシェリー。しかしゾフィスは応じようとしない。せっかくここまで来たのに………。シェリーの脳裏にココを思い続けた日々がよみがえってきて、それだけに悔しい。
 その時、ブラゴが口を開いた。ゾフィス、おまえはオレが怖くて仕方がないんだ。だからこんな手の込んだ事をしたんだ。魔界に帰った後も………オレから逃げ続ける生活を送りたいのか?
 ブラゴの凄みを効かせた言葉にゾフィスは震え上がる。そしてココから悪の記憶を消す事を約束させるのだった。
 シェリーたちがゾフィスを連れ去っていった後、ガッシュたちもそれぞれ帰路につこうとしていた。そのとき、レイラが自分の本を燃やしてほしいと願い出た。
 千年前の魔物である自分がいつまでも人間の世界にいるわけにはいかない、とレイラは語る。
 レイラの気持ちを察し、本は燃やされた。
 長かった千年前の魔物たちとの戦いは終わりを告げた。

キャスト

高嶺清麿
 … 櫻井孝宏
ガッシュベル
 … 大谷育江
水野鈴芽
 … 秋谷智子

 … 前田 愛
高嶺清太郎(清麿の父)
 … 置鮎龍太郎
高嶺華(清麿の母)
 … 山崎和佳奈

スタッフ

■企画
 金田耕司(フジテレビ)
 関弘美(東映アニメーション)
 都築伸一郎(小学館)
 木村京太郎(読売広告社)
■原作
 雷句 誠
(小学館週刊少年サンデー連載中)
■プロデューサー
 高瀬敦也(フジテレビ)
 櫻田博之(東映アニメーション)
 池田慎一(読売広告社)
■シリーズディレクター
 貝澤幸男
■シリーズ構成
 大和屋暁
■キャラクターデザイン
 大塚 健
■脚本
 大和屋暁
 山田隆史
 まさきひろ
 広平虫
 ほか
■美術
 渡辺佳人
■製作担当
 岡田将介

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