レイラの攻撃で吹き飛ぶガッシュ達。清麿はレイラに何故だ？　と問う。しかし、レイラは無言のまま、本気でガッシュ達を倒そうと攻撃を続ける。今まで何度もピンチを助けてくれたレイラだけに今のレイラが信じられない清麿。と、パティとビョンコも混ざり、攻撃呪文を放つ。すかさず、ポルクで一同は身を隠し、相談する。そこで清麿はガッシュがパティと友達になることを思いつく。気が進まないガッシュだったが、今は手段を選んでいられない。清麿達が前に出て、「ガッシュがパティと仲直りしたい」と持ちかける。とそれをガッシュが結婚してくれると取ったパティは大喜び。それはさすがに嫌、と拒むガッシュに怨怒霊顔で切れるパティ。興奮するパティを押さえ、再びレイラがガッシュ達の相手をする。
　レイラは月の石を破壊されると自分が石に戻ってしまうと思い、ガッシュ達を倒そうとしていた。それほどレイラにとって石の千年間は辛いものだったのだ。清麿は月の石を壊せば石に戻ることを疑問に感じ、過去を振り返り、確信を持ってレイラに伝える。月の石を壊してもレイラは石に戻らないこと。ゾフィスによって暗示をかけられ、石に戻るように幻覚を見せられていたことを。それを聞いたレイラはそれでも清麿達に攻撃の手を向ける。なぜならゾフィスはレイラが月の光のスポットから出ると石に戻る暗示をかけているのだ。本を投げ出した清麿はレイラの前に立ちはだかり、ゾフィスの暗示に負けるなと懇願する。悩むレイラ。そこにまたパティが割り込もうしたが、ガッシュが手を広げ遮り、パティを一喝する。黙ってしまうパティ達。
　レイラは決心し、月の光のスポットから飛び出す。体が石に変化し、暗い闇に包まれるレイラ。すると、そんなレイラの体に涙が零れ落ちる。そしてレイラの手を握ってくれる人がいた。それはレイラのパートナー、アルベールだった。ついに心が通じ合ったレイラとアルベール。レイラの石の呪縛も解け、一同は月の石の部屋へと向かうのであった。