第63回 2004年6月27日(日)放送 あらすじ

#63 ブルァアア!!紳士怒りのチャーグル

 華麗なる襲撃者・ビクトリームの登場で、窮地に立たされた清麿たち一行。だが頭部と体が分離している今がチャンスだと、ガッシュたち魔物組が突撃する。キャンチョメが体に化けることでビクトリームの目を欺き、その隙に本物の体をタコ殴りするにするガッシュたち。激怒したビクトリームはマグルガを発射するが、自分の体に命中して再びダメージを負ってしまう。
 もはや完全にブチ切れたビクトリーム。Vの形にポーズをとり、本の持ち主モヒカン・エースが「チャーグル!」と呪文を唱えると、その度に体の玉が輝きだす。阻止しようとしたティオの投石が股間の玉を直撃すると、ビクトリームの我慢も限界、不完全ながらVの字光線・チャーグル・イミスドンを発射! その威力はバオウ・ザケルガさえも撃破してしまった。かろうじて回避することができた清麿たちだったが、ビクトリームはすでに2撃目のチャーグルを開始している。まさに絶対絶命のピンチ!
 清麿たちは最後の呪文--------ティオのサイフォジオにすべてを賭ける。清麿を回復させたかのように見せかけるが、実は回復したのはフォルゴレ。バオウ・ザケルガの電撃龍に化けたキャンチョメがビクトリームにフェイントをかけ、チャーグル・イスミドンを外させた。さらにそのまま敵の懐に飛び込んでモヒカン・エースの腹に自分の顔を描き、魔本で化けてビクトリームが気付くのを待つ。
 キャンチョメがモヒカン・エースに化けていると勘違いしたビクトリームは、勝ち誇った顔でモヒカン・エースを蹴り飛ばす。その隙にキャンチョメが本物の魔本を奪い、皆でビクトリームを包囲する事に成功した。パートナーとろくに心が通じていないビクトリームに、清麿たちの鮮やかなコンビネーションが勝利したのだった。
 ビクトリームの本は燃やしたが、もう誰も術を使えないため一時撤退することを決める清麿たち。しかしその時、無情にもさらなる敵が姿をあらわす。小柄なレイラと、巨体を揺るがすダルモス。そしてそれぞれのパートナー、アルベールとエリザベスだった。

キャスト

高嶺 清麿:櫻井 孝宏
ガッシュベル:大谷 育江
水野 鈴芽:秋谷 智子
恵:前田 愛
高嶺 清太郎(清麿の父):置鮎 龍太郎
高嶺 華(清麿の母) :山崎 和佳奈

スタッフ

企画:金田耕司(フジテレビ)・池田慎一(読売広告社)・関 弘美(東映アニメーション)・櫻田博之(東映アニメーション)
原作:雷句 誠(小学館週刊少年サンデー連載中)
シリーズディレクター:中村哲冶
シリーズ構成:橋本 裕志
キャラクターデザイン:大塚 健
脚本:橋本 裕志・大和屋暁・成田良美・広平虫 他
美術:渡辺佳人
製作担当:岡田将介

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