第58回 2004年5月23日(日)放送 あらすじ

#58 打倒ロード!それぞれの決意

 ナゾナゾ博士の導きにより、フォルゴレとキャンチョメが南極にて再会を果たしていたころ、日本では清麿がロードの居場所を突き止めようと不眠不休で資料にあたっていた。ガッシュやティオもそれを手伝う。そしてついに、清麿は残されたタイルがとある古代遺跡のものであることを突き止めた。とその時、主人を探して街に出ていたウマゴンが、ナゾナゾ博士からの手紙を携えて帰ってきた。しかもウマゴンの背中からは魔本が消えている!
 手紙には、たった今清麿が突き止めた古代遺跡への地図と航空券が入っていた。清麿が苦労して調べた遺跡の場所を、ナゾナゾ博士は一週間も前から知っていたのだという。人を小バカにしたその文面にブチ切れる清麿だったが、読み進めていくうち、ナゾナゾ博士が自分たちと同じ志を抱き、自分たちのために影ながら努力してくれていることを知り、感謝の気持ちに涙があふれる。
 いっぽう恵も来るべき遠征のため長期の休みをとるべく、毎日忙しく仕事をこなしていた。しかし学校では、アイドルである恵に反感を抱くクラスメート・玉本が、遅刻早退が多いことなどから嫌味な言葉を投げつけてくる。ある日ついに恵は、玉本に対して自分の本音を怒鳴り散らしてしまう。私だって、ホントはみんなと一緒に勉強がしたい。でも今は、仲間のために頑張らなきゃいけないの! ------学校で本当の友達と呼べる人がいない恵は、だからこそガッシュや清麿たちのためなら、一生懸命になれるのだった。
 数日後、恵のコンサート会場。清麿やガッシュも招待されていた。そして客席には玉本の姿も。ステージの上から恵は、しばらくの間休みをとることを観客に告げる。辛いことや挫けそうになることがあるかもしれないけど、しかしそれはきっと自分を成長させてくれると信じています--------その言葉は、客席にいる清麿たちへのものだった。恵の固い決意を、体中で感じ取った清麿とガッシュ。最後の一曲を聴きながら、自分たちもまた過酷な戦いへの決意を新たにするのだった。

キャスト

高嶺 清麿:櫻井 孝宏
ガッシュベル:大谷 育江
水野 鈴芽:秋谷 智子
恵:前田 愛
高嶺 清太郎(清麿の父):置鮎 龍太郎
高嶺 華(清麿の母) :山崎 和佳奈

スタッフ

企画:金田耕司(フジテレビ)・池田慎一(読売広告社)・関 弘美(東映アニメーション)・櫻田博之(東映アニメーション)
原作:雷句 誠(小学館週刊少年サンデー連載中)
シリーズディレクター:中村哲冶
シリーズ構成:橋本 裕志
キャラクターデザイン:大塚 健
脚本:橋本 裕志・大和屋暁・成田良美・広平虫 他
美術:渡辺佳人
製作担当:岡田将介

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