第50回 2004年3月28日(日)放送 あらすじ

#50 発動!第六の術ラウザルク!!

 アメリカから来た不思議な紳士・ナゾナゾ博士とその魔物・キッドとの闘いで、清麿とガッシュは新呪文・ラウザルクを発動させる。ガッシュの体は光に包まれるが、いろいろ試してみても肝心のその効果が分からない。結局何もできぬまま、光は消えてしまう。そんな清麿たちをあざ笑うかのように、コブルクの呪文を唱えるナゾナゾ博士。キッドの口から無数のチビロボット・子キッドが出動し、清麿たちに襲い掛かる!
 小さいくせにとんでもない腕力を持つ子キッドたちに翻弄されつつ、清麿はガッシュに言う。新呪文が出現したときにお前が思ったこと、それこそがラウザルクの正体だと。そしてふたたびラウザルクを発動したガッシュは、目覚めた己の力に気付く。すさまじいスピードで移動し、子キッドたちを蹴散らし、かと思うと、キッドが放ったエネルギー砲・ゼガルガさえも受け止めてしまった。新呪文ラウザルクの正体、それはパワー、スピード、防御、すべての能力を一時的に高めるものだった。
 ラウザルクの持続時間はあと30秒。それまでに勝負を決するべく、清麿とガッシュは最後の反撃に出る。キッドの巨大ロケットパンチ・ラージア・ゼルセンを受け止め、それを敵のほうに投げ返すガッシュ。その影に隠れ一気にキッドに接近し、捕まえる作戦なのだ。ならばとナゾナゾ博士は最強呪文・ギガノ・ゼガルで迎え撃とうとするが、ガッシュは捕まえたキッドをそのすさまじい腕力で空のかなたに投げ飛ばし、勝負は魔物を失ったナゾナゾ博士の負けとなった。
 敗北を認めたナゾナゾ博士は、約束通り魔本について語り始めた。魔物が心の成長を果たしたとき、その力が術となって魔本に現れる。しかし魔物や魔本については、まだまだ解明できなことが多いのだという。清麿は尋ねる。今日の闘い方はまるで自分達を成長させてくれるようだったと。今、“悪しきもの”が力を集めている。そやつらとの闘いに向け、心強い味方が欲しかったのだ。また会おう--------------そう言い残し、ナゾナゾ博士は去って行った。

キャスト

高嶺 清麿:櫻井 孝宏
ガッシュベル:大谷 育江
水野 鈴芽:秋谷 智子
恵:前田 愛
高嶺 清太郎(清麿の父):置鮎 龍太郎
高嶺 華(清麿の母) :山崎 和佳奈

スタッフ

企画:金田耕司(フジテレビ)・池田慎一(読売広告社)・関 弘美(東映アニメーション)・櫻田博之(東映アニメーション)
原作:雷句 誠(小学館週刊少年サンデー連載中)
シリーズディレクター:中村哲冶
シリーズ構成:橋本 裕志
キャラクターデザイン:大塚 健
脚本:橋本 裕志・大和屋暁・成田良美・広平虫 他
美術:渡辺佳人
製作担当:岡田将介

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