第41回 2004年1月25日(日)放送 あらすじ

#41 大逆転!無敵キャンチョメ

 奪われたルシカの羊を取り返すため、ファルゴレとキャンチョメは魔物・バーゴとその本の持ち主・フリトに戦いを挑む。変身魔法・ポルクで強そうな姿になったキャンチョメだったが、腕っぷしは弱っちいまま。それを見破った敵は強力な火炎攻撃を次々と繰り出してくる。早くも大ピンチかと思われたが、キャンチョメはサーカスで覚えた技でそれらをかわしてしまった。キャンチョメの成長ぶりに涙が止まらないフォルゴレ。この機に乗じて反撃すべく、ポルクの術でキャンチョメの姿をある人物に変えた!
 キャンチョメが変身したのは、他でもない敵側の人間・フリト。見た目は明らかにニセモノなのだが、オツムの弱いバーゴは見分けることができず、本物のほうを思いっきり殴り飛ばしてしまう。ブチ切れたフリトが攻撃呪文を唱えると、バーゴもやっとどちらが本物か判った。敵が本気になればかなうはずもなく、逃げ出すフォルゴレたち。しかしそこに、なんとルシカが駆けつけてきた。キャンチョメがルシカを守るために闘うことを決意したその時、魔本に第三の術が出現する。
 キャンチョメの第三の術・ディカポルクの効果はずばり巨大化。しかもどんなに敵の攻撃を受けても痛くもかゆくもない・・・・・と思いきや、実は巨大な姿は幻で、キャンチョメはやっぱりちっこくて弱っちいままなのであった。しかしそれに気づかないフリトは呪文を唱えつづけ、心の力を使い果たしてしまう。ならばとルシカを人質にしようと襲いかかるバーゴ。しかし間一髪、キャンチョメが身を呈してルシカを守った。隙を見たフォルゴレがフリトの本をひったくって火中に投げ入れ、勝負がついた。キャンチョメは見事ルシカとの約束を果たしたのだった。
 あくる日、サーカス団のみんなに、そしてルシカに別れを告げるキャンチョメ。悲しくて泣いてしまうルシカに、困ったときは必ず駆けつけると約束する。涙を拭い、フォルゴレと共にイタリアへの帰路につくが、その途中でお菓子につられ、またしても・・・・・!?

キャスト

高嶺 清麿:櫻井 孝宏
ガッシュベル:大谷 育江
水野 鈴芽:秋谷 智子
恵:前田 愛
高嶺 清太郎(清麿の父):置鮎 龍太郎
高嶺 華(清麿の母) :山崎 和佳奈

スタッフ

企画:金田耕司(フジテレビ)・池田慎一(読売広告社)・関 弘美(東映アニメーション)・櫻田博之(東映アニメーション)
原作:雷句 誠(小学館週刊少年サンデー連載中)
シリーズディレクター:中村哲冶
シリーズ構成:橋本 裕志
キャラクターデザイン:大塚 健
脚本:橋本 裕志・大和屋暁・成田良美・広平虫 他
美術:渡辺佳人
製作担当:岡田将介

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